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Saturday, February 18, 2017

「君の名は」を見る

この週末は気温が12度まで上がる

マカオ出身の友人が、うちの息子もまぁ気に入ったから、といって中国語と英語のサブタイトルのDVDを貸してくれた。

日本のアニメで気になるのは、女の子の洋服の上から垣間見る体の描写、と、女の子のしぐさ。胸とか、太ももとか、走り方とか。。日本だと、可愛いという範疇にはいるのだろうけれど、”日本のかわいい文化”は、まだ欧米に十分浸透していないので、とっても奇妙な感じに見えるのではないかなぁ(去年だったか、ニューヨークタイムズが、日本の性的描写の寛容性みたいな記事を書いていたような。。)。女の子って、あんなに腕を横に振って、内またで走るかなぁ~。

こうした描写って、一種の性差別に思える。

Wednesday, February 01, 2017

La La Land をみる

久しぶりに太陽がさんさん

ゴールデングローブ賞をとり、オスカーも大本命とされている映画「ララランド」を見てきた。ゴールデングローブ賞前の批評では、賛否両論だったものの、それでも、ララランドが賞を取るだろうという見方で、そのとおりゴールデングローブ受賞。

友人の70代の女性は、「ま、悪くないけれど、私はオクラホマとか南太平洋のミュージカルのほうがいいと思う」という感想。私の物理療法士の50代の女性は、「友人が言っていたけれど、今一だったって」といっていた。

私は、「よかった!」と思う。ミュージカルとして見るとダメだけど、ストーリー性とユニークな映画撮影。カラフルで、ちょっと「パリのアメリカ人」や「ムーランルージュ」、デズニ―の「ピーターパン」を思わせるような(実は、パリのアメリカ人もムーランルージュも余り好みではないんだけど)。物語は、夢と希望を抱く若い男女の話というありきたりのものなんだけど、違った雰囲気でできた映画なの。ちょっとおとぎ話のような構成というのかな。ダンスは下手だけど、それはそれでいい、って感じ。

物語はありきたりにもかかわらず、昨今のアクション映画とは全く異なるというのが新鮮だったのかもしれない。

クリスマスのプレゼントの家庭菜園。バジル、タイム、ミントが勢力を増し、消費がおっつかない



Tuesday, November 01, 2016

ピーターの退職生活

晴れ、今週は再び最高気温が19度に。

ボランティアをすると、新しい出会いがある。
フェスティバルの閉会パーティで一緒に受付をしたピーターは、昨年退職したという小学校の校長先生。多分、年齢は55から60歳の間と思われる。退職後の最初の数週間は、学校の子供達のことを思ってばかりいたとのことだけど、その後は、既に趣味の域を超えている音楽生活をエンジョイしているという印象。彼の退職生活は以下のとおり。

1.声楽の個人レッスンを受ける
2.オルガンの個人レッスンを受ける(既に教会のオルガン奏者をしている)。
3.引き続き、地元の少女合唱団の指導
4.来年1月から、芸術分野専攻のMBAのコース履修

ピアノも上級の演奏者レベルの資格を取得しているという音楽家。ということで、彼の退職後の目標は、さらに一歩超えた音楽家、かつMBA取得し、音楽とビジネスの共存を図るというところか。

彼に悩みがあるとすると、落ちこぼれとなっている17歳の息子。息子は、ドラムの演奏が好きだけれど学校が嫌い。どうにか高校は卒業してほしいとのことで、落ちこぼれの生徒が、落第または退学することのないように指導する特別クラスに入れてもらうとのこと。教育者の子供というのは、ある意味大変かもしれない。。

という感じで、初対面にも拘わらず気さくにおしゃべりした。

また、ボランティアも3年目となると、運営委員長も名前を憶えてくれる。フェスティバルの規模が小さいということもあるけれど、彼女の心配りは素晴らしい。

1.会場の外で案内を終えると、ありがとうと言ってくれる。
2.レセプションで出される料理に、あなたたちもちゃんと食べてね、と、声をかけてくれる。
3.レセプション受付テーブルにいると、一緒に踊ろうと声をかけてくれるし、もう、受付は終わりだから、パーティ楽しんでね、って。

また、来年ね!といって今年のフィルムフェスティバルでのボランティアは10月29日をもって終了。
終了パーティ会場のレストラン


ライブ演奏
ライブ録音。こんなものがあるんだ。。




Wednesday, October 26, 2016

フィルムフェスティバルでのボランティア

朝はマイナス3度で、しっかり霜が降りた

月曜の10月24日から一週間、地元のフィルムフェスティバルが始まった。今年は3年目のボランティア。自分の希望した決められた時間に行って、プログラム配布したり、片付けしたりという簡単なもの。なんといっても、ついでに映画をタダで観ることができるし、レセプションの食べ物をつまんだり、ボランティア用のTシャツがもらえるのが役得かな。

ということで、月曜日は映画上演の前に、初めて聞く地元コミュニティオーケストラの演奏。第一バイオリングループが4人というサイズの小さなオーケストラだったけれど良かった。年に一度か二度演奏会をしているはずなので、これからサポートしようかなって思ったくらい。

オープニングの映画はドキュメンタリーで、路上や駅のホームで演奏するホームレスの人達の、その人生の語りとレコーディング。18歳になるまでの7年間に23件ものフォスターファミリーを転々としたという語りにショックを受ける。

http://lowdowntracks.com/

上映後、映画に登場する一人のKattが舞台でギターで歌った。彼女と話したところ、地域のコミュティセンターや小さな映画館等に呼ばれて、演奏活動、というより啓蒙活動をしているとのこと。また、地下鉄駅での演奏は、今も引き続き行っているそうだ。映画に登場した人達のレコーディングしたCDもできて、その収益の75%は演奏家に、25%はホームレスの団体に寄付となる。

やっぱりライブはいいね。


オープニングレセプションでKatt とその友人と話す。


Sunday, June 07, 2015

"The Salt of the Earth" 写真家Sabastiao Salgadoの足音をたどるドキュメンタリー映画をみる

晴れ、最高気温25度最低気温17の予報

昨日は私達の丸7年記念日。ということで、映画をみてから散策、そしてレストランで食事。楽しい一日でした。

1944年生まれのブラジル人写真家。写真は白黒で、白黒の映画を撮るドイツ人の映画監督ヴィムヴェンダースが監督。なんか、この写真観たことあるよね、、という会話になり、あれ、もしかして、去年ニューヨークに行ったときに、立ち寄った国際写真センターでみた展示会のものだったんじゃないか、、と。調べてみるとそのとおり。GENESISというタイトルの展示会で、この美しい白黒写真はどうやってプリントされるんだろうと、NY滞在で予期せずして感動したのがこの写真展でした。調べると日本写真協会も2003年に国際賞というのを彼に授与しています。

世界銀行での経済学者の仕事をすてて、20代で、写真家に転職。フランスから故郷のブラジルに戻り、ブラジルの写真をとるところから始まります。そして南米、インドネシアの少数民族の写真、アフリカの旱魃、そして、ルワンダの民族虐殺、この時点で、人間の残虐性に絶望したといってます。その後、年老いた父親の住む故郷にもどり、すっかり禿山となった地元の森に植林をはじめます。そのプロジェクトとなったInstituto Terra で、15年でどれだけ変わることが出来たか記録されています。
はがき大のアクリリックペインティング。先生が雲の筆の勢いがいいとほめてくれたけど、、

我々が勝手に名づけたライラックの谷の写真をみてペイントしてみた。納屋はもっと平べったい

梨って絵になるなぁ
映画の宣伝サイト
http://www.sonyclassics.com/thesaltoftheearth/


http://www.institutoterra.org/eng/#.VXRELHXbJ2E

Monday, September 30, 2013

"The Lives of Others"善き人のためのソナタ、ドイツ映画をみる

すっかり遅くなっちゃった。。

3連休の中日。連日雨の予報だけど、日中は幸いに晴れている

金曜日仕事の後、Gと一緒にピンポンをする習慣がついてかれこれ半年。この金曜日、ジムの新しいインストラクターの女の子が、あの東ドイツの信号のシャツを着ていて、ドイツの話となった。彼女も3年前に2ヶ月ほどドイツを旅行したとのこと。そして、ドレスデンには、あの信号マークの女の子版もあることを知った。

そうしたらこの土曜日、テレビで2006年のドイツ映画をやっていた。2006年の外国語映画部門でオスカーを獲得した映画とのこと。英語タイトルは、多分ドイツ語からの訳で、日本語タイトルは、映画の中で、反体制派の作家から主人公の作家へ手渡される音楽の楽譜の名前。そして、ゆくゆくは彼の本のタイトルとなる。日本の映画広告をみると、自由な思想、愛の言葉、美しいソナタ、、、とある。なんだかはがゆい形容詞が並んでいる感じ。実は、社会主義下での暗いイメージ、社会システムによって作られた冷血さが感じられるちょっと怖いと思うところもある。

結局、人間は、文化なしでは生きることはできない。そして、音楽って人間の心に響くものなんだ、、。

レーニンはベートーベンの熱情が好きだったらしい。でも、この音楽を聴き続けると革命を達成することは出来ない、、、といったという話が、この監督のこの映画を作るきっかけになったということである。

Sunday, January 29, 2012

PINAーピナバウシュ3D 映画をみる

気温1度。強風、雪
2009年に68歳で亡くなったドイツの舞踊家ピナバウシュ(Pina Bauche)のドキュメンタリー3D映画をみた。癌と診断された5日後に亡くなるという突然の死だったらしい。
映画は、彼女の精神を受け継いだダンサー達による追悼ドキュメンタリーで、監督はドイツの映画監督ヴィムヴェンダース。80年代に彼の白黒の映画Wings of Desire を見たのを覚えている。撮影場所はステージ、ピナの生まれ育ったドイツ北西部の市内、そして丘の上と様々。とても感動した。日本での公開はこの2月。

http://pina.gaga.ne.jp/

Saturday, June 18, 2011

Midnight in Paris, Woody Allen

6月17日金曜日仕事を終え、夕食作るの面倒、ということで、いつものベトナム料理やで夕食。そして9時からの映画に行った。夕食後は少し時間があったので映画の切符を先に購入して、いつものコーヒー屋でコーヒーを一杯。

ウッディアレンの新作で今年のカンヌ映画祭のオープニングを飾った映画。2000年以降は、ロンドンで2作、スペインで1作。そして、今回はパリが舞台。イントロは、映画マンハッタンと同じで、マンハッタンならぬ、パリの観光名所を一気に見せ、そして物語が始まる。彼の映画のアリスを思わせるファンタジックな部分がおもしろい、まさしくウッディアレンという映画。作家を目指す主人公が、1920年代のパリにタイムスリップして、パリに集まる作家や画家と出会い、自分の小説に磨きをかけていく。最後は、雨のパリがいいという彼と同じ感覚をもつ女性と雨のパリを歩き始める、

1920年代のパリは、ピカソやフィッツジェラルドなど若かりし作家や画家が集まる芸術の街。男も女も粋で、もっと感覚的て、もっと感情的で、もっと情熱的。舞台がパリとなれば、当然のなりゆきか。登場する若き芸術家たちの振る舞いはそれはそれは単純に形容されていて笑えます。。

そして、いつものことながら、金持ちの振る舞いを遠目で皮肉り、インテリのもっともらしい発言に弱い女性の心をからかっています。

Tuesday, January 20, 2009

ゴールデングローブ賞受賞、「スラムドッグミリオネア」を観る、1月16日

TGTF (Thanks God Today's Friday、今日は金曜日、神様ありがとう!!)、ってよく金曜日に職場で使うのだけど、花金と訳せるかしらねぇ。仕事の後のみ歩くなんて殆どないけれど、サラリーマンにとって、金曜日はやはり”花の金曜日”。

ということで、花金気分で夜9時25分から上映の「スラムドッグミリオネア」を観に行った。ゴールデングローブ賞をとったばかりということと、学生街の小さな映画館ということで満席。無学歴のジャマールがクイズ番組で最高賞金を得る、果たしてどうして無学の彼が正解できたのかという種明かし。インド、ムンバイのスラムが舞台で、たくましく生きる二人の兄弟。インドスラムの現実を映し出す一方、常に希望の光がこの映画にはある。

映画館に行って、広告を見ていると、なんだかこの話、本で読んだみたい。。と思ったら、やはり原題「Q&A」の映画化されたものだった。2年ほど前に、いとこが結構読みやすいし、おもしろいかもって勧めてくれたもの。実は、本の各章ごとの展開となんだか文体のスタイルが苦手で3章あたりで読むのをやめていた。映画をみてもう一度読もうとまた開いたけれど、やはり、文体が好きじゃない感じ。。当然のことながら、本と映画は少し背景が違うらしい。頑張って、読み終えようか。。。

Friday, August 22, 2008

ヴィッキー、クリスチーナ、バルセロナ:ウッディアレンの新作をみる

確か今年のカンヌ映画祭で上映され、ウッディアレンの最近の映画の中では一際評判のいい映画として紹介されている。

ニューヨークでの撮影からすっかり影をひそめ、ここのところはイングランドでの撮影。そして、今回はスペインバルセロナでの撮影である。北米の街、文化自体、ウッディアレンにとっては魅力のないものになっているように思う。 ずっと昔は女同士の友情は続かないがごとくのイメージがあったけれど、この映画ではとてもカジュアルな女同士の友情、愛情が映し出される。そして、これは私達女性にとって、とても身近なものと思われる。

一方、魅力的なスペイン男性に比べ、登場する北米男性がいかに退屈でつまらないか映し出される。これは、物質的なものでしか価値を図ることの出来ない北米文化の産物に他ならない。特に、高収入を得るがため全てビジネスに関連した科目を履修することが成功の秘訣とされているような高等教育。枠にとらわれることなく幅広く学問を自由に学び、人間としての理想と哲学を学ぶという永遠の課題が大幅に歪曲されている。実際最近入社の大学出は、殆どビジネス関連のコースを習得している。理系専攻(数学専攻、コンピューターサイエンス専攻とか)もビジネスコースとの組み合わせはかかせないよう。 優秀ではあるけれど、なんか物足りない。。。と思えるのは自分の年のせいか。。。

やっぱりウッディアレンの映画はおもしろい。今一評のここのところの彼の映画、マッチポイント、スクープ、メリンダメリンダも実は好きなのよね。

Wednesday, July 16, 2008

デンマーク映画、「バベットの晩餐会」を観る

1988年に外国映画部門でオスカーを獲得しているデンマーク映画。なんとも後味のいい映画だった。

人里離れた超保守的なクリスチャンコミュニティの中にフランスからバベットがやってきて年老いた姉妹とそのコミュニティに住む老人達にお料理を作る。そして記念すべき晩餐会はバベットの強い希望で本格的なフランス料理となる。老人達はもちこまれる食材を見て目を丸くし、地獄に落ちるのではないかと思うくらい。

超保守的な社会の中にも当然のことながら人間の断片的な醜さを垣間見る。バベットの最高の晩餐で、老人達は、再び愛を語り、美味しいワインから喜びを感じ、不満や中傷ではなく大きな心で人々を受け入れる。

話はとてもゆっくりと進行し、ストーリーの展開に激しいアップダウンは全くなく、おとぎ話か抒情詩のごとくたんたんと進む。とても繊細なタッチで微妙な描写。そして不思議な感動を与え、後味のいい映画となっている。