Monday, October 10, 2011

Miss Peregrine's Home for Peculiar Children, Ransom Riggs、を読む

感謝祭の連休。気温が連日26度まで上がり、最高気温記録を書き換えた

プラハに発つ直前、空港の本屋さんで見つけた本。不気味な子供達の白黒、セピア色の写真がいっぱい掲載されている。北米の本としては結構珍しい立派な装丁のハードカバー。ニューヨークタイムズベストセラーなんてでているし(店頭に並ぶ大方の本はなになにベストセラー、なになに賞受賞、果てはなになに賞最終選考に残った本となっている)、奇妙な写真とポーランドに住んでいたユダヤ人のおじいさんの話から始まるということで、買ってみた。話の展開が結構早いので、飛行機の中でかなり読み進んだ。でも、中盤に入るあたりから、あれれれ、これはハリーポッター??(ハリーポッターの本は読んだことがないし、映画も見てないけれど)という、最初の数ページから得た印象とはかけ離れた話の展開となり、がっかり。。。検索してみると、日本語訳はまだでてないよう、アマゾンでは子供向け特にティーンエイジャー向けの本のジャンルにも入っている。

私の期待としては、ユダヤ人迫害から息子を救うため、まだ10歳にもならない息子を一人ポーランドからイギリスの小さな島の人里離れた孤児院に送り込む。話は、その後アメリカ移住したおじいさん(男の子)の回想。ポーランドを離れる前の家族の話、イギリスへ渡る経緯、そして、その孤児院での話。。と、歴史と多感な少年期をめぐる話となるとてっきり思っていたのになぁ。

建設中の養老院。屋根ができてきた。これは2週間ほど前にとったもの

クロフォードレイクでハイキング

今日はエメラルド色に輝いていたクロフォードレイク

Saturday, October 01, 2011

プラハ、ベルリンの旅、音楽会

プラハでは連日、コンサートホールや教会など10箇所くらいで室内楽の音楽会が開かれている。プログラムをみると、ちょっとがっかりの観光客相手のプログラム内容。全てといっていいくらいヴィヴァルディの四季の一楽章をやっている。第一楽章から最終楽章まで演奏するというプログラムはなく、あるところはバッハからガーシュインという耳慣れた音楽なんでもこいというプログラム。

プラハのオペラハウスでみたカルメンは、ライブだしこんなものかなって感じ。席は9割がたうまっている。観客は結構ブラボーってもりあがっていたけれど。。。男性コーラス陣営がなぜか年寄りばかりで、ちょっとお粗末。いったい若者はどこ?と聞きたくなるくらい。とりあえず、美しいオペラハウスに満足。

ミュニシパルハウスにチェコの作曲家スメタナの名称のスメタナホールというコンサートホールがある。ここもやはりヴィヴァルディの4季のプログラムだけど、、是非このコンサートホールを観たくて全章演奏というプログラムなので足を運んだ。演奏内容は、むむむむ、、、チェンバロとチェロ以外はみな黒服の弦楽楽器演奏者で立って演奏。ま、これはいい。ソリストが登場する前に、この弦楽団のマスターが登場。今、ビアホールで飲んできたぞ~という風情のおじさん。彼の演奏が、まさにビアホール、ポルカスタイルの演奏で全くいただけない。左手でバイオリンをしっかり握って、楽器を浮かして弾いている。。。ソリストがかなり譲歩してたなぁ。観客も各章拍手。これは私の一番きらいな観客のぱたーん。でも、コンサートホールの音響は最高。演奏者の息がきこえるくらいの前の席が好きなので4列目の真ん中にすわると、なるほど近すぎる。このホールは5列以降の一番高い席にすわらないとこのホールの音響を楽しめないとわかる。アコースティックな音はホールを包み込むようだ。

本物の音楽を聴きたいなら、チェコ交響楽団の根拠地のRudolfinum(チェコの作曲家ドボルザークの銅像がある)に足を運ばなくてはならないようだ。ここだと、紳士淑女のいでたちでの音楽会となる。

でも、結局のところ、地元の音楽家達の活動の場が観光シーズンにはあるということ。音楽のレベルを落としてはほしくないけれど、これはこれでいいのかもしれない。観光シーズンを終えた冬になると、演奏会も減るだろうけれど、レベルはぐっとアップするのかもしれないなぁ。
モルダウ河と美しい国立劇場

チェコ交響楽団の本拠地Rudolfinum

ドンジョバンニの初演は、ここエステート劇場。モーツアルト自ら指揮
オペラハウス


オペラハウスインテリア

オペラハウス天井
ミュニシパルハウス、スメタナホールがある

スメタナホールインテリア

スメタナホール天井

スメタナホールバルコニー

プラハ、ベルリンの旅、2011年9月1日~9月9日

10月1日、朝の気温5度。風が強い。週末は日中の最高気温が12度くらいらしい。

ミッションインポッシブルとのだめカンタービレの舞台となったプラハと、20世紀の歴史を実感するベルリンを訪ねた。

プラハは昔のままの街並みが残されている美しい街。14世紀パリから戻った若い国王がパリのごとく美しい街をつくるということで都市計画が練られた。ということで、建築物そのものも、それぞれ美しい表情をもつという印象を受ける。北米の金太郎あめ形式の新興住宅のデザインはこの土地では許されない。
一番印象に残った国立劇場

旧市街地の建物

ニュータウンの街並み
ユダヤ人地区の建物

ポストモダン、通称ダンシングハウス
モルダウ河とチャールズ橋


映画の舞台となったホテルヨーロッパ


Sunday, August 28, 2011

コンドミニアムの老人達、年次総会はおもしろい

晴れ、風強し、気温27度まで上がる
今年のコンドミニアムの年次総会は、ロビーの改装の議題でもりあがる。最近の新しいコンドと比較すると我々のコンドのロビーは現市場標準からみるとかなり魅力にかけるので改装すべし、と昨年の総会で提案された。ということで、デザイナーとの話し合いもすみ改装が進んでいたらしいのだが(実は、この日指摘されるまで、どこが改装されているのかわからなかった)、どうも壁の色が問題らしい。
老婦人の発言「私達のコンドなのに、どうしてデザインの相談がなかったの??ひどいわ!」ってな感じ。美的センスのない男性理事に風当たり強し。ということで、またまたロビー改装委員会を結成し話し合おうという民主主義にのっとった結論となった。ヤレやれ。

でも、この私のコンド、私達のコンドという発言に、このコンドの魅力を再認識した。大方のコンドは、若い人達の仮の住まい(結婚し子供ができて一戸建てに引っ越すまで)。または、投資目的で所有しているといったケースが多い。でも、このコンドの住人にとっては、多分ここが最後の住居なのである。次の引越し先があるとしたら、介護付き養護施設か病院。ということで、この私達のコンドをいかに快適にするかということに対しては、ひとごとではない。

この日、私の隣には、15階の部屋を貸しているという投資目的にこのコンドを所有する50代と思われる男性が座った。彼が現在住んでいる別のコンドでは、こうした前向きで積極的な姿勢は全くないということ。去年から私達のコンドの屋上にアンテナが設置された。このアンテナの場所提供により、毎月アンテナ設置料金が入ることになり、これもコンドの将来資金に組み込まれていく。ここのじいさん、ばあさんは、やり手の起業家だよ、というのが彼の弁。なるほどうなずける。

一階にある憩いの場に共同図書がある。書籍の数は、2つの本棚から始まったそうだが現在は5つの本棚を埋めているそうだ。これも、住人の自発的な管理によるもの。統計的にみると、ガーデニングと料理の本を借りる人は殆どいないらしい(かなり納得できる)。ということで、こうした本は、また別のチャリティに出しているとのこと。

5月に思わぬ1週間休暇があり、朝、コンドの裏の森のベンチで本を読んでいた。すると、総会でも見たことのない90に近いと思われるおじいさんが、ダンボールの空き箱と鹿手を持って現れるではありませんか!それも2日連続。自分のペースでゆっくりと芝をはき、休憩しながら鹿手で集めてダンボールにいれる。こうした形で、自分のコンドの維持、そして社会の一員として貢献している。

このコンドミニアムの裏には、子供が巣立った後の退職者向けの階段なしの平屋建てがある(地下室はあり)。わがコンドは、その後の70歳後半向けの住居かな。そして、現在、養護施設の建設が一角に進んでいる。病院は近くにあるので、あと近くに必要なものは、ホスピスと葬儀屋かなぁ。

うちの窓から写した、北方向に建設中の養護施設。その奥はYMCA。

Tuesday, August 09, 2011

ユニクロがニューヨーカーフェスティヴァルのスポンサーに

雨、晴れ、日中最高気温28度。

今年のニューヨーカーフェスティヴァルのスポンサーにユニクロの名前がある。マンハッタンに出店し、早速地元のそれも雑誌ニューヨーカーの恒例行事のスポンサーに名乗り出るなんて、やるなぁ~。

毎年行きたい行きたいといいつつ、未だ実現せず。かれこれしばらくニューヨークに行ってない。

Sunday, August 07, 2011

オタワ郊外に住むゴードンの妹さんを訪ねる(7月29日~8月1日)

8月7日、小雨、21度。
ゴードンの妹さんはオタワ郊外の小さな町で動物を育てて一部生計をたてている。

おなかまんまる。出産間近の山羊
山羊が背伸びして朝ごはん
親族郎党記念撮影


策を越えてお隣の庭に進入した山羊たちをつれもどすアンディおじさん。皆、いやいやながら移動。

まっしろなシルキーちゃん親子

夜はダーツを楽しむ
翌日、アンディーおじさんが、近くのスーパーが家畜用にどうぞという廃棄する野菜をとりにいく。まだまだ新鮮な黄色いズッキー二、レタス、セロリ、マシュルーム、さくらんぼ。いや~、もったいない、ということで、私も一部頂く。その後、おじさんのさくらんぼジャム作りを手伝う。

夜はゴードン・キャサリーン兄妹チーム対わたしと消防員ブライアンのダーツ合戦。39年の結婚生活に終止符。明日、家を出るという傷心のブライアン。法的に家も年金も半分は奥さんへ行くということで怒りを隠さずにいられない。。

Thursday, July 14, 2011

「カイトランナー」、「千の輝く太陽」、カーレドホッセイニ、を読む

7月8日、晴れ、気温30度

原題は、"The Kite Runner", 'A Thousand Splended Suns",Khaled Hosseini 。アマゾンで検索すると表題のタイトルで翻訳が出てました。

カイトランナーを一気に読み終えたところ。実は、同じ作家の2作目のA Thousand Splendid Sunsのほうを先に読んでました。翻訳した人が違うのか、The kite Runnerのほうがどんどんと読み進みました。話もこちらのほうが上だな、、というのが前半を読んだところまでの感想でしたが、読み終わると、2作目のほうがいいな、、という印象で終わりました。The kiteのほうはアフガニスタンの男性が主人公の話、Sunのほうは女性が主人公の話です。過酷な状況下におかれるアフガニスタンの女性の状況にSunは読んでてその不条理に泣けました。。

Wednesday, July 13, 2011

夏本番、フレンチリバーに行く



7月1日のカナダデーから一気に夏本番となりました。今日は33度。。
久しぶりにフレンチリバーへ。7、8年ぶり、もしかすると10年振りくらいかも。1日の朝は今までに経験したことのない渋滞に巻き込まれ、130km走るのに4時間かかりうんざり。普通なら1時間というところ。。
ゴードンの娘のボーイフレンドの両親の別荘に滞在。なんでも1950年代におじいさんおばあさんが土地を買い、自分達で建てたというもの(床がちょっと傾いた感じあり)。そして、おばあさんが昨年亡くなり、両親の世代がそれぞれに買い取ったとのこと。ということで、一帯はおじさん、おばさん、いとこと親戚だらけで、毎晩誰か彼かが立ち寄ります。皆の実家はフレンチリバーから一時間ほど北にあるサドバリー。皆地元を離れることなく、子供達は一緒に成長。今の両親の世代も、前世代と同じく家族親類に囲まれて生活するというのが彼らの幸せの尺度。
みなブルーカラーで、老後は国のささやかな年金に頼るしかないから、働けるだけ働かなくちゃならないという。でも、美しい水面に面する別荘、中古ながらも動くボートで短い夏の週末を満喫している彼らを観ると、やはり日本人の生活水準とは違うものがあるとおもわずにいられない。

Monday, June 20, 2011

Kronos Quartet とHomayun Sakhi Trioの演奏を聴く

6月11日。中華街で、ひさしぶりお気に入りの餃子屋で夕食を済ませ、8時からのコンサート。日本の食堂並みの餃子やの内装がきれいになっていた。。


クロノスカルテットとアフガン音楽のホマヤンサキトリオを聴く。久しぶりのライブコンサートで、初めて、トロントの音楽学校の新しいコンサートホールに行った。コンサートホールは天井はカヌーのデザインを基調にし、全体は木を贅沢に使った音響のよい温かみのあるコンサートホール。
http://www.kpmb.com/index.asp?navid=30&fid1=0&fid2=87


芸術の祭典というトロントでの10日間にわたる催し。トロントだと満員になるかな、、、と思っていたら、観客の入りは7割強という程度で、やはり豊かな芸術の街とはいえないトロントを実感(いや~、実に残念ですね~、というか、予想したとおりというか。。。)

クロノスカルテットは、偶然に5年ほどまえにライブを聞いてこれは面白いと思ったグループ。でも、今回はアフガニスタングループの演奏に圧倒されました。ルバーブというアフガンギターとタブラ、ドイラというお盆のような太鼓。アフガニスタンのジミーヘンドリックスか、、、という感じ。2002年にアメリカに移住し、世界的に活躍しているとのこと。

http://www.youtube.com/watch?v=8pwNkQoF9r8&feature=related



演奏終了後は、やはりアジア人。クロノスカルテットの前にでしゃばることなく、とっても控えめ。。クロノスカルテットのリーダーがどうぞどうぞ前へ、、、て手招きしても、いやいや、、そちらこそどーぞ、、ってな感じでした。まだ有名人慣れ、してなくて、トリオの演奏中の笑顔がそれはそれは印象的でした。

Saturday, June 18, 2011

Midnight in Paris, Woody Allen

6月17日金曜日仕事を終え、夕食作るの面倒、ということで、いつものベトナム料理やで夕食。そして9時からの映画に行った。夕食後は少し時間があったので映画の切符を先に購入して、いつものコーヒー屋でコーヒーを一杯。

ウッディアレンの新作で今年のカンヌ映画祭のオープニングを飾った映画。2000年以降は、ロンドンで2作、スペインで1作。そして、今回はパリが舞台。イントロは、映画マンハッタンと同じで、マンハッタンならぬ、パリの観光名所を一気に見せ、そして物語が始まる。彼の映画のアリスを思わせるファンタジックな部分がおもしろい、まさしくウッディアレンという映画。作家を目指す主人公が、1920年代のパリにタイムスリップして、パリに集まる作家や画家と出会い、自分の小説に磨きをかけていく。最後は、雨のパリがいいという彼と同じ感覚をもつ女性と雨のパリを歩き始める、

1920年代のパリは、ピカソやフィッツジェラルドなど若かりし作家や画家が集まる芸術の街。男も女も粋で、もっと感覚的て、もっと感情的で、もっと情熱的。舞台がパリとなれば、当然のなりゆきか。登場する若き芸術家たちの振る舞いはそれはそれは単純に形容されていて笑えます。。

そして、いつものことながら、金持ちの振る舞いを遠目で皮肉り、インテリのもっともらしい発言に弱い女性の心をからかっています。

Sunday, June 05, 2011

カナダオペラ団、オルフェオとエウリディチェを観る

晴れ、23度。昨日の雷雨の嵐から一転。青空の広がる初夏のお天気。

5月24日の公演前日の夜、いとこからオペラの切符が2枚余っているとのことで、二つ返事でOkし、カナダオペラ団のライブを初めて観に行った。地元のオペラ団の本拠地がトロントに劇場を構えたのが4年ほど前で、場所は、昔、トロントで働いていた時のオフィスの裏側。メットオペラで世界最高のオペラを楽しめるから、、ということで、地元オペラ団のシーズンチケットの購入をやめた、、なんて人たちがいるよ、なんて話を聞いていたけれど、火曜日の夜ににもかかわらず、結構な入り。でも、最上階の真ん中の席でメットオペラの2倍の料金だから、ファンがメットオペラのみに専念するのも無理はない。

昨シーズンにメットでも上映されたギリシャ神話のオペラで、メットでは男性役をメゾソプラノの女性が歌っていた。今回のライブは男性歌手、カウンターテナーということで、女性のような裏声で終始歌い続ける。そして、このプロダクションが、シンプルでよかったのよね。何でも2005年のシカゴオペラのプロダクションのもので、かなりの現代版。ギリシャ神話だからといってその時代そのものを舞台にもってくるのもいいけれど、舞台や衣装など時代背景を全く無視した現代版はかなりいい。

ということで、期待度の低かったカナダオペラ団のライブだったけれど、シンプリシティということで”マル”かな。

Sunday, May 29, 2011

HDボリショイバレエ、コッペリアを観る

5月29日曇り

モスクワからの実況衛星中継ということで映画館で11時からの上映。メットオペラと比べて客足は少ないかなと思いきや、開始10分前にぞろぞろとやってきました。やはり、主流は年配の女性。かなり足元のおぼつかないおばあさんたちがウォーカーで現れました。

元バレリーナの解説者はロシア語、フランス語、そしてちょっと荒っぽい英語でインタビューをこなしています。フランス語はばっちりね。

メットのオペラと違って、舞台裏をみせるのはちょっとよくないかも。というのは、バレリーナは舞台では終始笑顔。でもカーテン裏では、ぶっきらぼうの表情でウォーミングアップ。衣装をまくったり、、、あまりいただけない。

劇場は新ボリショイ劇場ということだけど、劇場内やロビーの装飾は北米のものと比べるとやはりクラシック。ロビーの床板なんかも素材がしっかりとめにつきました。観客の雰囲気やロビーの雰囲気はメットのそれとは異なり、落ち着いた感じでしたね。モスクワ市内なども写されてなかなかおもしろかったな。

今日のコッペリアは新作ということで、パントマイムが多いバレエだったように思う。衣装は色使いも多いケバケバって感じ。ロシア色がでていたといえばでていたけれど。踊り手にのっては衣装が重かったんじゃないかなぁ。3幕目が開く前、群舞ダンサーたちが、振り付け師からまだ指導を受けていたのが印象的でした。

Friday, October 22, 2010

さらに深まる秋

写真は10月11日撮影。
オンタリオ州は平坦な土地と言うイメージだけど、実はナイアガラ断層のおかげで結構な高低がある。写真の場所もナイアガラ断層の一部の見晴らし台。岩場に座る人たちの下は断崖。かなり危険と思われるけれど柵はなし。ここには水量ではナイアガラのそれとは比較にならないけれど、高さではナイアガラよりも高いという日光の滝を思わせる滝もある。


明日は満月。


Saturday, October 09, 2010

深まる秋

感謝祭連休初日、晴れ、17度
10月9日朝、窓からの様子

Sunday, May 30, 2010

小熊をみたよ



晴れ、気温30度




記録破りの天気が続いている。27日は1944年の最高気温28度という記録を軽く破り32度の新記録を樹立。すでにエアコンが稼動。フレンチオープンをみると肌寒いらしくみな長袖の上着をきているなぁ。


先週の土曜日5月22日、同居人の姪っ子の結婚式ということで、960km車で北上した。例年なら、雪があってもおかしくないというところだけど、ここでも28度まで気温があがり、結婚式には最高のお天気となった。


その行きと帰りに熊をみた。行きは土手に座ってのんびりと行きかう車見物の母親熊と周りを歩き回る小熊。そのあとは熊一家。帰りは小熊を一匹(熊ってどう数えるんだっけ??)

Thursday, April 08, 2010

暖かい春

雨、最高気温15度。最低気温1度。

信じられないことにいつもはまだブルブルのはずの3月は24度まで気温が上がった。記録的な好天気は4月になっても続いている。昨日、今日はちょっと気温が下がっているけれど、それでも15度だものねぇ。こんなお天気はまるで6月か7月の陽気。5月末のビクトリア女王の誕生日のときだって寒いことが多いというのに。。。ということで、3月中に街中に雪は一切なくなり、クロッカスと水仙が一挙に咲き始め、この週末はチューリップが花開くことと間違いなし。

3月28日、ジョージアン湾近くの町の教会からわがカローラをとる。


ヒューロン湖の夕日。
4月3日、ハイキング。手のひらにえさをのせ、野鳥がついばむのを待つ母子。4月のはじめにこの服装。夏と同じです。




Tuesday, March 09, 2010

バンクーバーオリンピックに思う

最高気温14度。朝晩マイナス3度。

今年の冬は殆ど雪のない冬で、先週末からはプラス二桁の気温。例年よりも2ヶ月くらい早いスピードで季節が変わろうとしている。

バンクーバーオリンピックがとりあえず終わった。最後はカナダ男子ホッケーチームの劇的な(?)ゴールドメダル。中継中は通りは閑散とし、終わったとたんにパブから人があふれ出てお祭りが始まる。車もクラクションを鳴らして行きかった。

バンクーバーオリンピックでカナダが何をアピールしたかというと、カナダの多様性ということだと思う。でも、これは俗に言う民族の多様性(モザイク社会とかメルティングポット)ではなく、性の多様性(開放性)というのだろうか。開会式の出演者は有名なゲイフィドラーのアシュレイマッカイザック(キルトスカートを着て電子バイオリンを弾きまくっていた人)、そして美しくハレルヤを歌ったKDラングはレズビアン。そして、大会中の女子ボブスレー二人乗りでメダルをとったカナダ人二人もレズビアンである。

ちなみに閉会式について言えば、まるでカナダの観光地のお土産屋さんそのもの。ハリウッドで活躍する俳優から歌手、そしてムースだ、カナダ連邦政府警察だ、トナカイだ、、とカナダはこんなにありますよ~という大宣伝である。まぁ、時間割りは少ししかなくても、みな平等に出演させるというところにアメリカとは違うカナダの素朴さがあるのかな、と思う。

Saturday, January 16, 2010

メットオペラ;カルメン を観る

曇り、プラス1度



カルメンということもあり客入りは上々。今日の指揮者はYannick Nezet-Seguin 。この新作カルメンでメトロポリタンオペラデビュー。なんだか見たことがあるなぁ、と思ったら、モントリオール出身の若手指揮者(1975年生まれ)で、6年くらい前に、地元交響楽団の演奏会で、この指揮者の指揮をみた。なぜ覚えているかというと、やはり強烈に印象に残っていたからだと思う。若くて、エネルギッシュで、当時のおじいさん常任指揮者とは格段の差があったのを素人ながらわかった。これは、年齢的なものではなくて、やはり才能。人間的にもとても穏やかで明るいというイメージで、今日の休憩時間でのインタビューでも、やはりその印象は変わらなかった。メットで指揮することをこの上もない光栄なことと興奮気味に話していた。19歳でモントリオールの合唱団の指揮者に就任、その後着々と活躍しているようだ。すごいなぁ。

今日のカルメンで落ち着かなかったのは、最後の4幕。とにかく、ここのところのオペラのドレスは胸元のカットがかなり大きい。今日のオペラは情熱的で激しく、半肩だしの胸の大きく開いたドレスから、胸がはみ出すのではないかという不安にかられて仕方がなかった。数年前のスパーボールでのジャネットジャクソンのときは意図的だったけれど、ポロンって感じで今にも出てきそうだったのよね。

Saturday, January 09, 2010

メットオペラ"Des Rosenkavalier", Richard Strauss を観る

晴れ、マイナス12度

イギリスは異常気象で大雪、ということでサッカーの試合がキャンセルされているそう。テレビで見ると、雪、雨、そして霙の降る中、選手が走っている。

今日は今年初のメットオペラ、近隣から聞きつけたのか、今日はいつもの2倍くらいの観客動員数。穴場なのがばれたのかもしれない。来週は、人気のカルメンなので、もっと観客が増えるかも。

Friday, September 25, 2009

コンドミニアムの老人達

夜の気温5度。

このコンドに引越して3度目の冬を迎えようとしている。昨年の冬に気がついたことは、掲示板によく死亡広告が張られたこと。今思うと、やはり冬は老人にはこたえるよう。

今週、新聞をメインロビーにとりに行く同じ階に住むボブに久しぶりにあった。夏は別荘、冬はフロリダと悠々自適の生活をしているボブ。でも、もうすぐ養老院に引っ越すという。新聞受けのところで、元気いっぱいのおばあさんと一緒になり、「あら、ボブ、もうしばらく見なかったけれど、あんた生きてたの?」と勢いよく質問する。そうしたら、「僕の腎臓が機能していないんだ、、、もうすぐ養老院に移るよ。。。」と力なく答えるではありませんか。。出勤前だったので、その場を離れたけれど、そういえば、奥さんのバーブが一緒じゃないなぁ、と疑問。バーブはボブよりも若く、いつも一緒にいてボブの先を歩いていた。ボブ一人で養老院に移るというのも、なんだか奇妙だなぁ、、と思っていたら、なんとクリスマス明けに80歳の誕生日を迎えた後、肺がんにかかっていることがわかりあっという間に亡くなったのよ、とご近所のおばさんから聞いた。ボブも90に手が届く歳だそうだ。

Monday, September 21, 2009

景気回復の兆し??

小雨、紅葉始まる

景気回復の兆しとメディアはいうけれど、わが街はクライスラーとGMのディーラーが閉鎖。それに伴いお隣さんに位置していたオイル交換のお店が閉鎖、と広い敷地が事務所だけ残される形となってしまった。クライスラーの閉鎖予告看板は経営者が定年を迎えるのでこの機会に販売店を閉鎖します。というもの、GMは近くにあったシェビーとビューックの高級車販売店に合併されたよう。

このコンドミニアムに住むルーシーは、中小の製造会社に勤めている。春に見かけたときは、毎日仕事がなくて、週に3回だけ働いている、と言っていた。それが夏には週に1回だけ、、、。それが先週から、毎朝彼女の駐車スポットに車がないところをみると、ここのところ毎日出勤していると想像する。同じ階に住むゲイのジョンもジョブシェアリングで週に3回仕事といっていたけれど、ここのところやはり毎朝車がない。

消費者の財布の紐が固くなると、外食もいわゆるファミリーレストランから安いマクドナルドにお客が流れるそうだ。なにも、マクドナルドなんかで一家で食事しないで、おうちでもっとマシなもの食べてよ、って言いたくなる。

Wednesday, August 26, 2009

カナダ東部の旅、その3漁港Lunenburgの街並と看板

旅行から戻って一ヶ月、GoogleMapで旅の足取りを追うのが楽しみ








Tuesday, August 04, 2009

カナダ東部の旅 その2

雨の多い夏で気温が上がらずみなぼやいている今年の夏。今日も雷、雨、竜巻警報。。

ノヴァスコシア旅行中によく見かけたものは、カナダ郵便局の郵便配達の車と日常工具を扱う金物屋のホームハードウェアというお店。カナダ郵便局の車は普通のバンにタクシーのように車の上にポンとカナダポストの看板を掲げている。どんな田舎に行っても、配達する車に出くわした。効率性を高めるため民営化を図った日本、国土の広いカナダだと、効率性を図ると、切捨て状態になるのは避けられない。きちんと、どこまでも届けているのだと感心。

日常工具を扱うのはホームハードウェアという看板の金物屋さん、アメリカやカナダの大企業の手の回らないような小さな町に必ず店を構え、贅沢品ではなく、必需品なるもののみをキチンと品揃えしている。このお店はもちろんカナダの中小都市にも点在しているけれど、消費者は他の大手店舗に足を運びがち。でも、多分堅実な消費者はハードホームウェアで用を足しているのだと思う。店舗の面積もこじんまりとしていて、余計に歩き回る必要もない=不必要な買い物をしない。

             ぷかぷか浮かぶアザラシ 

とりあえず鯨




                       鯨観光のキャプテンは海洋学者












Sunday, July 26, 2009

カナダ東部14日間キャンプ旅行(7月11日~7月24日)

車で14日間のカナダ東部キャンプ旅行に出かけた。オンタリオ州を出発、ケベック、ニューブランズウィック、そしてノヴァスコシア、そして1日赤毛のアンで有名なプリンスエドワードアイランドと、4州に渡り走行距離は6,700Km。

ノヴァスコシア州最北端のケープブレトン島の最北端の岩場に座りもの想う人















漁師


















岩場に立つカメラマン
















岩場に座り大西洋に沈む夕日をみる若者














大西洋に沈む夕日を粋なカップルと一緒に見る














午後の大西洋















そして、プリンスエドワード島で食べたロブスター











Thursday, June 18, 2009

マルコム日本の雑誌で紹介される

マルコムを日本語で検索するとこんなサイトに出会いました。アウトライヤーズが翻訳され、最近日本で出版されたようです。NYのマルコムの自宅での現地インタビューもあります。マルコムって自宅に人を呼ぶのが好きなのよね。。。今回はうまく翻訳されていそうな気がします。日本でもマルコム旋風がやってくるかも

http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/outliers/

Monday, June 15, 2009

"Outliers, The Story of Success", Malcolm Gladwell を読む

晴れ気温23度の日々が続いたと思ったら、今日は雨。気温16度。肌寒い

去年11月のブログで紹介した待望のマルコムの3冊目の本を読んだ。成功の秘訣は、才能も必要だけど、その時勢とタイミング、そして本人の集中度と努力である、という証明をまたまた様々な文献を駆使して立証する。今回は珍しくアジアにも目を向けていて、狩猟民族と農耕民族による忍耐力の差、国別権力社会指標(上下関係指標)に基づく縦社会の分析を大韓航空機やコロンビア航空機の事故例を取り上げて説明する。また、行間を読むことを当然とする東アジアの社会を具体的な会話例を用いて説明するのはこっけいなくらい。そして最後は、家族親族、特に両親が真面目にそして生き生きと働いている姿を垣間見ながら育っていくということも成功の大切な要素だと、マルコムのジャマイカ育ちのお母さんそしてその両親の具体例を用いてしめくくる。

読後感は、おもしろい、なるほどそうだ!というもの。でも、なんだか、マザコンっぽい最終章で終わってしまったなぁという感じもなきにしもあらず。

でも、流石マルコム。やはり読者を引き込む読ませる文を書いています。こうした話はガチガチの堅い文章でもったいぶって書いているものも多々あると思うのよね。でも、それはマルコムのスタイルじゃないわけ。そしてこれがベストセラーとなる秘訣かな。そして、翻訳も翻訳者がどう読むかでかなり違ったものになるなぁと思った次第。マルコムの生活スタイルを知ると、自然と読者をひきつける翻訳になるはず。TippingPointの日本語訳をちらりと見たけれど、まったく味気のないものだったのよね。

Monday, May 25, 2009

ジグナの誕生会

気温24度。ようやく新緑の季節。チューリップ、水仙、そしてライラック開花

インド人のシグナの30歳の誕生日に招かれた。ご両親、弟、おじさん、おばさん、隣人、そして友人。お母さんの手料理でのもてなしという心温まる誕生会。話していると、シグナ一家はウガンダの出身、20年前にカナダに移住したそうだ。親類の結婚式ということで、数週間前にウガンダ、ケニア、そしてデュバイに行き、そのときのビデオもプロジェクターで上映された。ほかにもタンザニア生まれで、25歳の時に結婚でカナダに来たという65歳のインド人女性もいた。英国教育制度のもとで育ったインテリ女性で、毎週ヨガを教えているとのこと。

そういえば、インド人も中国人同様昔から世界各国に移り渡っていたんだ。南アフリカのアパルトヘイトの時代でも、黒人よりも高い社会階層に属し商業活動に携わっていたことを思い出す。ここのところは、IT関係でインド人は世界中のIT企業で活躍している。昨日集まった若いインド人の男の子達はみなめがねをかけていて、ITスペシャリストに見えてならなかった。
上映されたビデオは空港で荷物を待っているところから始まる。デュバイの空港かと思いきや、なんとウガンダの空港とのこと。椰子の木のそびえ立つ天井の高い素ん晴らしい空港なのである。

Sunday, March 22, 2009

リラックスしている人達

スカッシュクラブに入り、新しい人達との出会いが始まった。スカッシュクラブはトロント郊外のベットタウンにあり、英語を母国語としない移民メンバーは私とこちらでPhDを取得した北京出身のカップルだけと思われる。

リラックスしているというのは、経済的にも精神的にも裕福というのか、余裕があるというか、ライフスタイルが確立しているというのか、ちょっと定かではない。

カナダに移住してかれこれ20年になろうとしている。その間、どちらかというと移民との交流の方が多かった。今も続くポーランド人との交流とかね。移民一世の生活は楽ではない。日本人であるということは、勤勉さが評判の経済大国(とりあえずね)からの移民ということで、ポーランド人と比較するとアドバンテージがあるかもしれない。ポーランド人を例にとると、みな自国でのキャリアを忘れ、次世代の子供達のために、生活の基礎を築くために職業を問わず働く。一方、クラブで会う人達は、悩みや苦労はそれなりにあるだろが、両親の世代には既に生活の基礎が築かれて入ると思われる。それに加え、みな弁護士だ会計士だ、エンジニアだとプロフェッショナルな仕事に従事している。スポーツが自分達の生活の一部にきちんと組み込まれていて、多分、子供の頃から、スポーツクラブに所属したり、積極的に課外活動に参加していたのではないかな、と想像する。要するにクラブメンバーは所得が中流の上ランクなのである。そうした意味では、クラブメンバーは一部の階層に集中する白人社会だ。

スカッシュした後、じゃ、コーヒーでも、、と足をのばし、おしゃべりに花が咲く。。最近気付いた事は、このおしゃべりがなんとも話題豊富でリラックスしていて楽しいのだ。そして、こんな話しばらくしていなかったな、、とふと思う。自分もカナダ移民としての生活が長くなり、カナダ事情を知り、自分の英語力も伸びたこともあるのだろう。

移民の人達との話題には政治的な事情を鑑みることが多々ある。彼らは歴史の一こまを実際に生きている人達。そしてクラブメンバーは、政治的関心は一応高いけれど、移民のそれとは異なり、大方は客観視し、メディアでその事情を知るという安穏とした時代に生きているのではないかな。そして、60年代の日本に生まれた自分もその中に入る。。でも、仕事が生活の中心であるという社会で育った自分は、まだまだリラックしている人達のカテゴリーに所属できそうもない。

メットオペラ:マダムバタフライ、ラソンナンブラ

気温が13度まで上がったかと思うと19日は雪。週末は風もなく穏やかで気温は6度。

3月はマダムバタフライに続き、ファンディエゴフロレースとナタリーデュセーのオペラ。

マダムバタフライは、日本人には耐えられないほど衣装がめちゃくちゃで、素晴らしいオペラにもかかわらず失望。かつらは折り紙張り合わせ、かんざしならぬ大型造花がドンと頭に。振袖風ドレス。蝶々婦人のママがなぜか角隠ししてる。蝶々夫人に求婚するやまうち(だったっけ)は、侍姿プラス山吹姿。あんたはいったいダレ???って感じ。なんでも、ディレクターの中国人の奥さんが衣装担当で、彼女のおじいさんは広東オペラに携わっていたということで、なるほどうなずける。広東オペラと北京オペラの違いは定かではないけれど、あの独特の色彩がそのまま使われていた。日本に行き、能や文楽も楽しんだというけれど、、、。友人の一人いわく、いまだかつてマダムバタフライで舞台衣装に満足したという日本人は聞いた事がないとのこと。NYには日本人が沢山いるのに、どうしてコンサルタントしてもらわないのだろうか。。との弁。もう一人の知り合いも同意見。衣装担当者は、自由な発想が求められるし、必ずしも日本の正統文化に習う必要はないけれど、ここまでめちゃくちゃだとねぇ。

昨日は、睡眠中に歩き回る習癖から婚約者との間にトラブルを発する、という他愛もない話のオペラ。でも、ペルー人のテナーフロレースが絶賛。声量、音域、ハイC、とけた違いのダイナミックさに予想通り感激(スクリーンに向かって拍手もした)。ナタリーも素晴らしいけれど、フローレスの声量に圧倒される感じ。本来舞台設定はスイスなんだけれど、ニュープロダクションということで、設定はマンハッタンのリハーサル場。これも、メットの前向きな取り組みなんでしょうけれど、成功とはいえないと思う。歌詩とマッチしていないのがあまりにも明らかで、違和感を感ぜずにいられない。カメラワークも珍しく雑で、胴体だけアップになったり。。ま、こんなこともありますかね。

ニューヨークの会場は、フロレースのテナーを聞きに来たと思われる観客でいつもより一杯だった。

今シーズン最後は5月で、新進のメゾソプラノ歌手の登場。宣伝で映し出されたけれど、素晴らしい!彼女のCDも手に入れたいと思ったほど。楽しみ!

Monday, February 23, 2009

南米の旅:2009年2月4日から2月15日



パラグアイ、アルゼンチン、そしてちょっとブラジルという旅から帰ってきた。


トロントからだと直行便でサンパウロまで約10時間。待ち時間は長いものの、そこからパラグアイの国境の町Ciudad del Este までの飛行時間は1時間40分。なかなか南米には縁がなく遠いものと思っていたけれど、結構悪くないものだと実感。でも、日本からだととても長旅ね。


行く前に図書館からベルリッツの30日間スペイン語マスターなるCDとテキストを借りてきたけれど、結局履修せずに出発。でも、今回、英語を母国語とする人達ってなんてラッキーなんだろうと痛感した。どこに行っても大抵通じるし、申し訳ありませんが、英語なんて言葉をお話になるでしょうか、、なんて謙虚な態度を微塵たりとも見せる必要もない。。。 次はいつスペイン語圏に旅するかわからないけれど、英語よりずっと発音しやすいスペイン語、次回はもうちょっと勉強してから行きたいもの。


写真はブラジル側からの世界3大滝の一つ、イグアスの滝。

Saturday, January 31, 2009

またまたコンドミニアムの老人達

雪の降る街である。
コンドミニアムに引越して1年1ヶ月が過ぎた。やっぱり、引っ越してよかったと思うことしきり。雪かき、車の雪払いをしなくていいのがどれほど楽なことか。。

以前にもここに住む老人達の事を書いたけれど、再び。去年は2、3人の新聞の切り抜き死亡広告が掲示板に張られた。いずれも80歳以上で、90歳を越していた一人の女性は、イギリスからの戦後移民。大戦中は、看護団員の一人として貢献したそうだ。カナダに移住してからも問題のある家庭の子供達を引き取るフォスターファミリー団体活動に従事していたとのこと。

ある土曜日の朝、一つのエレベーターが止まっていて、管理人のニックが玄関に立っている。エレベーターの点検?って訪ねたら、救急車がきているとのこと。老人ホームみたいなコンドミニアムだから、結構頻繁に救急車がきているのかもしれない。

先日、バルコニー付き南向きの広い部屋が売りにでていると掲示板に張られていたので、興味深々で見に行った。そうしたら、両親がずっと住んでいたのっと、その娘さんが案内してくれた。お母さんが昨年なくなり、80歳を超えたお父さんをシニアホームに移したそうだ。なるほど。。。

新年早々、日曜日の朝8時に、火災報知器がなり、階段を使って1階に下りるようにとの放送がなった。老人達は大方フロリダに行っているのか、階段を見ると、まばらな人影しかない。1階に集まった一人の老人は、火災が起こると助けてくれるって聞いているけれど、未だかつて誰も私を助けてくれた例はないわね、と皮肉交じりに言っていた。

先週だったか、夜の9時過ぎに部屋のドアをどんどんと叩かれた。ドアをあけると、コンドミニアムの住人で理事のロジャーが立っていた。私の部屋の上に住む住人から、私の部屋から煙が出ているみたいだとの通報を受けたという。なるほど、ロジャーの後ろにもう一人のおじいさんが立っていた。火の気はないけれど、乾燥機を今使っているよといったら、乾燥機からの空気が外にでて煙に見えたらしい。ということで問題なし。 火の元注意である。

Friday, January 30, 2009

市民劇場でジェーンオースチンの「高慢と偏見」を観る

1月31日(金)今晩、気温がマイナス18度に下がる。日曜日の最高気温はプラス2度。もう、めちゃくちゃ。

1月17日に、お芝居好きの友人に誘われて、市民劇団のお芝居を観にいった。あまり、演劇には縁がなく、カナダに来て初めての演劇鑑賞じゃないかと思う。座席が180くらいの小劇場でのお芝居。もともとトロント大学の女子卒業生による劇団として1919年に創立されたらしい。その後大学との縁は切れ、皆オーディションを受けての選抜とのこと。70歳くらいのおばあさんも出ていた。上演期間は2週間。素人くささの漂う雰囲気だったけれど、中から有名になる俳優さんもいるらしい。オーデションの条件に、この劇団は俳優組合に加盟していないので、組合員となっている方は対象外となりますとなっている。

友人のDは看護婦組合の弁護士。傍ら趣味でフランス芝居を英語に翻訳している。昨年は彼の翻訳が最終選考を通って別の市民劇場で上演された。また、演ずるのも好きらしく、オーディションを受け合格。2月から3月にかけてのお芝居に出る。観にいくのが楽しみだ。

Saturday, January 24, 2009

最近のメットオペラ

快晴、マイナス15度
11月22日:la Damnation de Faust, Berlioz
12月20日:Thais, Massenet
1月10日;La Rondine, Puccini
1月24日:Orfeo ed Euridice, Gluck

ベルリーズのファウストは、シルクドソレイユのプロデューサーによるもので、視覚に訴えるテクノロジーを駆使、また2次元にとどまらず舞台で3次元の動きを見せるという素晴らしいものだった。1月17日にアンコール上映があり、かなりの友人に勧めたけれどどれだけ行ってくれたかしら。

タイスはメットカバーガールのレネーフレミング。彼女のパワーを感じさせる迫力。でも、いつもレネーの舞台ドレスは特製の誰それデザイナーのドレスというのが話題になるのがなんかねぇ。

ロンダインはプッチーニ唯一の誰も亡くならないオペラとか。ソプラノ、テナーは本当の夫婦。奥さんはルーマニア人。バリトンのメットデビューの男性もルーマニア人で、ルーマニア人のオペラ歌手をちらちら見る。新しい演出ということで、最初のオペラは7歳の時にスカラ座で観たというオペラ通の友人も一緒に。彼もかなり感動の様子。プッチーニということでか、いつもより観客が若干多く40人くらい。なんでも近くの小さな町でも満席という状況らしい。とすると、この地元の映画館での上映は本当に穴場だ。

今日のオルフェオとユリディチェは、Mark Morrisがプロデューサー。ギリシア神話のなんともへんちくりんな話のオペラ化なんだけれど、かなり現代版としての演出。当然のことながらダンス振り付けもMarkMorris。おそらく従来のオペラだと、オーケストラの長い演奏が続くだけのところに、ダンスをもってきたのだと思う。これが、コンテンポラリーダンスであることはいいのだけど、振り付けは今一だったというのが感想かな。NYCの劇場での観客も少々戸惑っていた様子で、ダンスが終わったところで、拍手すべきかどうか、数秒間があり、まばらな拍手となっていた。このオペラ、この間みたスラムドッグミリオネアの映画の中でチラリと出たように思う。それは、ギリシア舞台バージョンの演出だった。。。 オルフェオはテナーではなく、メゾソプラノ女性。MarkMorrisがぶらりとさがるネックレスとショッキングピンクのショールであらわれ(普通のプロシャツとパンツの格好の上に)、なるほどゲイが演出すると、オルフェオも女性になるわけだ、、、という友人の弁。

でも常に革新的であるべきというモットーにたっているメットだから、さすがといえないでもない。

Friday, January 23, 2009

景気が悪い その2

1月23日、日中最高気温プラス2度。夜はマイナス20度で、体感温度は28度。。。ブルル

仕入先さんが会社更生法(と訳していいのかな)適用。
1953年創業の暖房機器を製造する地元中小企業が縮小から閉鎖へ140人解雇。
ドイツ移民で自分の家の一室から起業したという会社の縮小。80人解雇。
近隣の大きな保険会社が120人解雇。

カナダの国家予算も今後5年間は大幅赤字だって。ずっと黒字だったのに

Wednesday, January 21, 2009

景気が悪い

晴れ、マイナス13度

自分の職場も景気の悪い事しかり。そして、いたるところで景気の悪い話ばかり。12月は連日のように中小企業の倒産や工場の閉鎖のニュース。それにともない数百人から千人以上の解雇。クライスラーの大型トラックを製造する工場は町自体が3000人ほどの人口でその半分弱の数の従業員が解雇された。町自体壊滅状態である。身近なところでも、我コンドミニアムの知り合いも1月から失業、そして、いとこのボーイブレンド、ポーランド人の旋盤工の友人もいつも残業におわれていたのに今は8時間労働とのこと、奥さんが仕事があるだけましかも、、って。

景気回復なんて光はかすかにも見えない。まだ、斜面を転がり落ちているというのが本音で、谷底すら見えていない。

Tuesday, January 20, 2009

結婚25周年記念いくつかのパターン

以前にポーランド人の友人ゴーシャとアレックスの結婚25周年記念パーティーのことを書いた。2008年は周りで結婚25周年を祝う人たちがいた。 以下は他の知り合いのもの。

1.スコットランド出身のイアンとシオナの場合(40代後半のカップル)。案内状は、プレゼントは不要、1983年のファッションで来てくださいというもの。お家に行くと、沢山結婚式の写真アルバムも用意されていた。マイケルジャクソンのスリラーのヒット、プリンス、そして肩パットが流行り。ルービックキューブもこの年のもの。ということで、私はシンディーローパー風にアタマに大きなリボン、子供用の店で買ったネックレス・ブレスレットじゃらじゃらで行く。彼らの18歳の息子のロニーから、かっこいいよって言われて喜ぶ。。そして、ベスト衣装賞を獲得。おもちゃのバスケットボールゲームをもらう。

2.会社の友人バレリーの場合(40代中盤のカップル)。ベトナム人のご主人と一緒にメキシコ旅行へ

3.会社の友人デイブの場合(50代中盤のカップル)。ジンバブエ出身の白人デイブとカナダ人の奥さんは二人で自宅で過ごし、レストランでお食事。11月にしては珍しい好天で、デイブは一人でお気に入りのバイクで走る。

ゴールデングローブ賞受賞、「スラムドッグミリオネア」を観る、1月16日

TGTF (Thanks God Today's Friday、今日は金曜日、神様ありがとう!!)、ってよく金曜日に職場で使うのだけど、花金と訳せるかしらねぇ。仕事の後のみ歩くなんて殆どないけれど、サラリーマンにとって、金曜日はやはり”花の金曜日”。

ということで、花金気分で夜9時25分から上映の「スラムドッグミリオネア」を観に行った。ゴールデングローブ賞をとったばかりということと、学生街の小さな映画館ということで満席。無学歴のジャマールがクイズ番組で最高賞金を得る、果たしてどうして無学の彼が正解できたのかという種明かし。インド、ムンバイのスラムが舞台で、たくましく生きる二人の兄弟。インドスラムの現実を映し出す一方、常に希望の光がこの映画にはある。

映画館に行って、広告を見ていると、なんだかこの話、本で読んだみたい。。と思ったら、やはり原題「Q&A」の映画化されたものだった。2年ほど前に、いとこが結構読みやすいし、おもしろいかもって勧めてくれたもの。実は、本の各章ごとの展開となんだか文体のスタイルが苦手で3章あたりで読むのをやめていた。映画をみてもう一度読もうとまた開いたけれど、やはり、文体が好きじゃない感じ。。当然のことながら、本と映画は少し背景が違うらしい。頑張って、読み終えようか。。。

Sunday, January 18, 2009

久しぶりに地元交響楽団の演奏会へ

1月20、21、22日と、この冬最高の寒さ。マイナス27度で、体感温度マイナス34度だって。。週末は降雪量4センチ

クリスマスプレゼントとしてチケットをもらい、2年ぶりくらいに地元交響楽団の演奏会に行った。いつもの演奏会場ではなくて、隣町にある演奏会場へ。ベートーベンとブラームス。これが、よかったんだな。。足を運ばなくなった理由に、いつからか観客が楽章ごとに拍手するようになったことが一つある。それが、今日の会場での観客には全くなく、なんともスムーズに。。常任指揮者はカリフォルニア出身。今回の寒さで、「慣れてしまえば平気だよ、、」という発言はもうでなくなったそうだ。

ベートーベンのピアノコンチェルト3番、Cマイナーは、22歳の中国出身の女性。華奢な腕が鍵盤の上を流れる川のように動いていたけれど、このコンチェルト男性ピアニスト向きだな、、と思った。

Monday, November 24, 2008

メットオペラ;ドクターアトミック

11月8日の上映。地元の映画館は相変わらず観客数20人強。このままだと、来シーズンの上映は難しいかも、、と気をもむところ。

オペラのタイトルドクターアトミックは、原爆開発のマンハッタンプロジェクトの責任者であり科学者でもあるロバートオッペンハイマー(J. Robert Oppenheimer)を指す。このコンテンポラリーオペラは、1945年のニューメキシコでの原爆実験までのオッペンハイマーの苦悩とその政治的背景をつづる。

宣伝予告で観た時は、通常のオペラの愛と憎しみと狂気(?)なるもは見られず、今一乗り気のオペラではなかったのだけど、以外や以外、これがなかなかよかったのよね。なんでも、彼らの歌う歌詞は、あるものは残された記録文書のものにメロディをつけるというかなりユニークなものだったらしい。定番オペラではなく、こうしたコンテンポラリーなものに取り組むところはさすがだなぁと思う。

マルコムグラッドウェル待望の3冊目出版!!出版記念をかねて世界中ひっぱりだこ

今年は冬が早い。今日は霙。ガソリン料金はリットルあたり76セント。あれよあれよというまに一時の高値から60セントも下がってしまった。

本のタイトルは、"Outliers; The Story of Sucess"。アウトライアーとは、常道から外れるといった意味をもつ科学用語らしい。例えば、パリの夏は暑い、でも仮にパリの夏に雪が降るとすると、それはアウトライアーとなるわけ。

サブタイトルが「成功物語」というちょっとぱっとしないもののような印象をうけるけれど、そこはマルコム、成功者の秘訣をその生い立ちをたどるのではなく、データをもって分析する。たとえば集中度10000時間がどうも成功の分岐点のひとつらしい。

ということで、今週は英国で、来週はカナダのトロント大学のビジネススクールで講演(参加費31ドル、会社早退していこうかしら。。)。CNNのインタビューもうけたりと、もうもてもてです。

なんでもデイジーにこの本を捧げるとなっているらしい。インタビューによると、これは母方のおかあさんとのこと。今回のあとがきでしっかりと確認したいことは、Katherine Lyodという名前が再びでてくるかどうか。2冊目のBlinkのあとがきで、わずか1行の文章で彼女の名前がでている。なんでも執筆中のマルコムの健康と日々の生活を気遣ってくれた人らしいのだ。。。

Tuesday, October 28, 2008

「仏果を得ず」、三浦しをん、「波のうえの魔術師」、石田衣良、を読む

プロジェクトのピークが終わったことを確信。異常な残業もなく、5時で帰宅の途につくことができるようになりました。ちょっと燃焼症候群状態で、自分の生活パターンに戻るのに少々とまどっているところ。。

全く趣のことなる2冊の本で、一気に読み終える。読後の印象は、なんだか、何かをテーマとした漫画本の小説版といった感じ。たとえば「食」をテーマにした「美味しんぼ」とか、フランス革命を舞台とした「ベルばら」とか(古い!)。「仏果。。」は、読者に文楽を紹介するという点ではすばらしいし、キャリアをもつシングルマザーと文楽家との恋愛という形も日本では新鮮かもしれないけれど、文学として優れているかというと、今年度のヒットチャートをにぎわしたという程度のものにすぎないような。。。文章は結構読ませるかな。「波のうえの魔術師」にいたっては、1998年の日本金融破綻のさしせまった状況を総復習できるかもと思ったけれど、結局青春小説で終わってしまったという感じ。文体もつまらないし、人物描写が村上春樹のそれを真似ているような印象もうけないでもない(なんとかブランドの何を着ているとかね)。

前述の村上春樹のインタビューで、批判するのは簡単だしおもしろい、一方で、オリジナリティを発揮するのは非常に難しい、でも、誰かがオリジナリティを発揮せねばならないとある。

メットHDオペラ:サロメ、10月11日

1幕休憩なしのサロメは、中盤から一気に盛り上がり、フィンランド出身のソプラノ歌手カリタマティラの絶対的な迫力に圧倒された。

サロメの一場面で7つのヴェールを脱いでいくシーンがあり(いわゆるストリップです)、2004年にメットオペラでサロメを歌ったカリタは上半身裸の姿で観客と向かい合ったそうだ。ということもあり、今回メット総支配人は今回は上映スクリーンにそうした場面をお見せする事はありませんと先に説明があったらしい。実際は、上半身裸の後姿から、両手の平で乳房を隠すポーズで一瞬ふりむいた!ヨーロッパでは、数人のソプラノ歌手が上半身裸の姿を観客にみせており、あるソプラノ歌手はその姿で5分間も歌いつづけていたそうだ。

昨年のメットでカリタマティラはマノンレスコーの役を演じている。このときは、なんとなくヒステリックな印象で、迫力あるけれど、あまり好きなタイプじゃないなぁ~という印象だったけれど、今回の体当たりの演技で、ファンになったかな。

次回はメット初演のドクターアトミック。原子力爆弾発明者の話のよう。予告の感じではオペラというよりミュージカルの印象をうける。