Tuesday, March 09, 2010

バンクーバーオリンピックに思う

最高気温14度。朝晩マイナス3度。

今年の冬は殆ど雪のない冬で、先週末からはプラス二桁の気温。例年よりも2ヶ月くらい早いスピードで季節が変わろうとしている。

バンクーバーオリンピックがとりあえず終わった。最後はカナダ男子ホッケーチームの劇的な(?)ゴールドメダル。中継中は通りは閑散とし、終わったとたんにパブから人があふれ出てお祭りが始まる。車もクラクションを鳴らして行きかった。

バンクーバーオリンピックでカナダが何をアピールしたかというと、カナダの多様性ということだと思う。でも、これは俗に言う民族の多様性(モザイク社会とかメルティングポット)ではなく、性の多様性(開放性)というのだろうか。開会式の出演者は有名なゲイフィドラーのアシュレイマッカイザック(キルトスカートを着て電子バイオリンを弾きまくっていた人)、そして美しくハレルヤを歌ったKDラングはレズビアン。そして、大会中の女子ボブスレー二人乗りでメダルをとったカナダ人二人もレズビアンである。

ちなみに閉会式について言えば、まるでカナダの観光地のお土産屋さんそのもの。ハリウッドで活躍する俳優から歌手、そしてムースだ、カナダ連邦政府警察だ、トナカイだ、、とカナダはこんなにありますよ~という大宣伝である。まぁ、時間割りは少ししかなくても、みな平等に出演させるというところにアメリカとは違うカナダの素朴さがあるのかな、と思う。