Saturday, February 18, 2017

「君の名は」を見る

この週末は気温が12度まで上がる

マカオ出身の友人が、うちの息子もまぁ気に入ったから、といって中国語と英語のサブタイトルのDVDを貸してくれた。

日本のアニメで気になるのは、女の子の洋服の上から垣間見る体の描写、と、女の子のしぐさ。胸とか、太ももとか、走り方とか。。日本だと、可愛いという範疇にはいるのだろうけれど、”日本のかわいい文化”は、まだ欧米に十分浸透していないので、とっても奇妙な感じに見えるのではないかなぁ(去年だったか、ニューヨークタイムズが、日本の性的描写の寛容性みたいな記事を書いていたような。。)。女の子って、あんなに腕を横に振って、内またで走るかなぁ~。

こうした描写って、一種の性差別に思える。

Wednesday, February 15, 2017

オタワ冬の祭典 2017.2.10~2.12

2月9日の夜に車で出発。当初の予定は12日の日曜日に帰宅。でも、日曜日は、雪、みぞれ、強風という天気予報のため、土曜日の11日夜帰宅。土曜日の夕方から夜にかけての運転は、大型トラックの数も少なく、道路も乾いていて楽勝。

札幌雪祭りのスケールから比べると格段の差があるといったところ。でも、冬の風物詩の運河でのスケートを楽しむ風景は格別。オタワはやはり寒い。。。


金曜日の夜のステージ






今年はカナダ150周年


Wednesday, February 01, 2017

La La Land をみる

久しぶりに太陽がさんさん

ゴールデングローブ賞をとり、オスカーも大本命とされている映画「ララランド」を見てきた。ゴールデングローブ賞前の批評では、賛否両論だったものの、それでも、ララランドが賞を取るだろうという見方で、そのとおりゴールデングローブ受賞。

友人の70代の女性は、「ま、悪くないけれど、私はオクラホマとか南太平洋のミュージカルのほうがいいと思う」という感想。私の物理療法士の50代の女性は、「友人が言っていたけれど、今一だったって」といっていた。

私は、「よかった!」と思う。ミュージカルとして見るとダメだけど、ストーリー性とユニークな映画撮影。カラフルで、ちょっと「パリのアメリカ人」や「ムーランルージュ」、デズニ―の「ピーターパン」を思わせるような(実は、パリのアメリカ人もムーランルージュも余り好みではないんだけど)。物語は、夢と希望を抱く若い男女の話というありきたりのものなんだけど、違った雰囲気でできた映画なの。ちょっとおとぎ話のような構成というのかな。ダンスは下手だけど、それはそれでいい、って感じ。

物語はありきたりにもかかわらず、昨今のアクション映画とは全く異なるというのが新鮮だったのかもしれない。

クリスマスのプレゼントの家庭菜園。バジル、タイム、ミントが勢力を増し、消費がおっつかない



Sunday, January 29, 2017

2017年1月28日のマルコムのツィート

2017年1月27日、トランプが入国規制大統領令をだした。

「アメリカに移って32年。昨日、この国にいるのを初めて恥じた日だった。」

りす

いつも夫婦一緒

Monday, January 23, 2017

HDメットオペラ、ヴェルディのナブッコをみる

先週末は、ロミオとジュリエット。ロミオのエレガントな演技とはかけ離れて、ジュリエットの演技が子供っぽく、がっかり。最後の場面近く、目をつぶって聞いていたら、ジュリエットがナイフを刺す瞬間を見逃した。

その2週間前が、ヴェルディのナブッコ。ドミンゴが歌うということで、地元の映画館もいつもより観客数が多かった。メットの合唱団の故国を追われたヘブライ人の歌う「行け、わが想いよ、黄金の翼にのって」は素晴らしく、アンコールで2度歌う。これは、メットHDで初めてのことだったと思う。イタリアの第二の国歌のして扱われるくらいの名曲とのこと。同時に、シリアのアレッポの人々のことなどを思い浮かべた。。


https://www.youtube.com/watch?v=ckPNcMsVTXQ

"Reading Lolita in Teheran", Azar Nafisiを読む

またまた暖冬。連日濃霧に包まれる毎日。

翻訳は「テヘランでロリータを読む」、アザールナフィーシィ。ずっと、気になっていた本。住んでいるコンドの本棚で見つけ、やっと読むことになる。

イスラム革命後のイラン。禁じられた西洋文学を密かに女子学生を自宅に集めて読む。イスラム革命後の社会状況を描き、その状況下で生きる女子学生をジェーンオースティン、ナボコフ、サールバロー等を読みながら描いていく。思い出したのはやはりパルセポリス。漫画の一コマがそのまま文章で表現されていた。パルセポリスの作者はアーザルナフィーシィよりも20歳ほど若いけれど、同時代に生きている。

対象となった小説をすべて読んだわけではないので、ナボコフを読もうと思っている。