Sunday, November 06, 2011

プラハベルリンの旅;食事

プラハベルリンの旅で新たに認識できたことは、自分達の食べる量の大きさ。元来食いしん坊なので、基本的に大食いだけど、北米暮らしが長くなるにつれて、食べる量も大きくなったみたい。プラハベルリンの旅から戻ると、いつも使う白い平皿もやけに大きくみえて、これが大食の根源ではないか、と思い、一つ小さい平皿の登場が多くなってきた。

ヨーロッパでは、みな食欲旺盛で甘いものも食べている。でも、決して太っていない。特にベルリンは中年男性のスリムなこと。やはり、食を楽しみ適度の量をバランスよく食べているのだと思う。数年前に、アメリカ人男性と結婚したフランス人女性の書いた「フレンチ女性は太らない」という本が話題になったけれど、これも一日3食きちんとバランスよく食べるというもの。市場で食材を選ぶこと、料理することを楽しむ。そして、こんなフレーズもある。フランス女性は労多くして楽しみが少ないことならやらないって。ま、人生謳歌するってことね。

旅行から戻って2ヶ月。なんとなくまた食べる量が大きくなってきた気がする。。つまり、その物差しとなっていた量がおぼろげになってきたのよね。。

Monday, October 10, 2011

Miss Peregrine's Home for Peculiar Children, Ransom Riggs、を読む

感謝祭の連休。気温が連日26度まで上がり、最高気温記録を書き換えた

プラハに発つ直前、空港の本屋さんで見つけた本。不気味な子供達の白黒、セピア色の写真がいっぱい掲載されている。北米の本としては結構珍しい立派な装丁のハードカバー。ニューヨークタイムズベストセラーなんてでているし(店頭に並ぶ大方の本はなになにベストセラー、なになに賞受賞、果てはなになに賞最終選考に残った本となっている)、奇妙な写真とポーランドに住んでいたユダヤ人のおじいさんの話から始まるということで、買ってみた。話の展開が結構早いので、飛行機の中でかなり読み進んだ。でも、中盤に入るあたりから、あれれれ、これはハリーポッター??(ハリーポッターの本は読んだことがないし、映画も見てないけれど)という、最初の数ページから得た印象とはかけ離れた話の展開となり、がっかり。。。検索してみると、日本語訳はまだでてないよう、アマゾンでは子供向け特にティーンエイジャー向けの本のジャンルにも入っている。

私の期待としては、ユダヤ人迫害から息子を救うため、まだ10歳にもならない息子を一人ポーランドからイギリスの小さな島の人里離れた孤児院に送り込む。話は、その後アメリカ移住したおじいさん(男の子)の回想。ポーランドを離れる前の家族の話、イギリスへ渡る経緯、そして、その孤児院での話。。と、歴史と多感な少年期をめぐる話となるとてっきり思っていたのになぁ。

建設中の養老院。屋根ができてきた。これは2週間ほど前にとったもの

クロフォードレイクでハイキング

今日はエメラルド色に輝いていたクロフォードレイク

Saturday, October 01, 2011

プラハ、ベルリンの旅、音楽会

プラハでは連日、コンサートホールや教会など10箇所くらいで室内楽の音楽会が開かれている。プログラムをみると、ちょっとがっかりの観光客相手のプログラム内容。全てといっていいくらいヴィヴァルディの四季の一楽章をやっている。第一楽章から最終楽章まで演奏するというプログラムはなく、あるところはバッハからガーシュインという耳慣れた音楽なんでもこいというプログラム。

プラハのオペラハウスでみたカルメンは、ライブだしこんなものかなって感じ。席は9割がたうまっている。観客は結構ブラボーってもりあがっていたけれど。。。男性コーラス陣営がなぜか年寄りばかりで、ちょっとお粗末。いったい若者はどこ?と聞きたくなるくらい。とりあえず、美しいオペラハウスに満足。

ミュニシパルハウスにチェコの作曲家スメタナの名称のスメタナホールというコンサートホールがある。ここもやはりヴィヴァルディの4季のプログラムだけど、、是非このコンサートホールを観たくて全章演奏というプログラムなので足を運んだ。演奏内容は、むむむむ、、、チェンバロとチェロ以外はみな黒服の弦楽楽器演奏者で立って演奏。ま、これはいい。ソリストが登場する前に、この弦楽団のマスターが登場。今、ビアホールで飲んできたぞ~という風情のおじさん。彼の演奏が、まさにビアホール、ポルカスタイルの演奏で全くいただけない。左手でバイオリンをしっかり握って、楽器を浮かして弾いている。。。ソリストがかなり譲歩してたなぁ。観客も各章拍手。これは私の一番きらいな観客のぱたーん。でも、コンサートホールの音響は最高。演奏者の息がきこえるくらいの前の席が好きなので4列目の真ん中にすわると、なるほど近すぎる。このホールは5列以降の一番高い席にすわらないとこのホールの音響を楽しめないとわかる。アコースティックな音はホールを包み込むようだ。

本物の音楽を聴きたいなら、チェコ交響楽団の根拠地のRudolfinum(チェコの作曲家ドボルザークの銅像がある)に足を運ばなくてはならないようだ。ここだと、紳士淑女のいでたちでの音楽会となる。

でも、結局のところ、地元の音楽家達の活動の場が観光シーズンにはあるということ。音楽のレベルを落としてはほしくないけれど、これはこれでいいのかもしれない。観光シーズンを終えた冬になると、演奏会も減るだろうけれど、レベルはぐっとアップするのかもしれないなぁ。
モルダウ河と美しい国立劇場

チェコ交響楽団の本拠地Rudolfinum

ドンジョバンニの初演は、ここエステート劇場。モーツアルト自ら指揮
オペラハウス


オペラハウスインテリア

オペラハウス天井
ミュニシパルハウス、スメタナホールがある

スメタナホールインテリア

スメタナホール天井

スメタナホールバルコニー

プラハ、ベルリンの旅、2011年9月1日~9月9日

10月1日、朝の気温5度。風が強い。週末は日中の最高気温が12度くらいらしい。

ミッションインポッシブルとのだめカンタービレの舞台となったプラハと、20世紀の歴史を実感するベルリンを訪ねた。

プラハは昔のままの街並みが残されている美しい街。14世紀パリから戻った若い国王がパリのごとく美しい街をつくるということで都市計画が練られた。ということで、建築物そのものも、それぞれ美しい表情をもつという印象を受ける。北米の金太郎あめ形式の新興住宅のデザインはこの土地では許されない。
一番印象に残った国立劇場

旧市街地の建物

ニュータウンの街並み
ユダヤ人地区の建物

ポストモダン、通称ダンシングハウス
モルダウ河とチャールズ橋


映画の舞台となったホテルヨーロッパ


Sunday, August 28, 2011

コンドミニアムの老人達、年次総会はおもしろい

晴れ、風強し、気温27度まで上がる
今年のコンドミニアムの年次総会は、ロビーの改装の議題でもりあがる。最近の新しいコンドと比較すると我々のコンドのロビーは現市場標準からみるとかなり魅力にかけるので改装すべし、と昨年の総会で提案された。ということで、デザイナーとの話し合いもすみ改装が進んでいたらしいのだが(実は、この日指摘されるまで、どこが改装されているのかわからなかった)、どうも壁の色が問題らしい。
老婦人の発言「私達のコンドなのに、どうしてデザインの相談がなかったの??ひどいわ!」ってな感じ。美的センスのない男性理事に風当たり強し。ということで、またまたロビー改装委員会を結成し話し合おうという民主主義にのっとった結論となった。ヤレやれ。

でも、この私のコンド、私達のコンドという発言に、このコンドの魅力を再認識した。大方のコンドは、若い人達の仮の住まい(結婚し子供ができて一戸建てに引っ越すまで)。または、投資目的で所有しているといったケースが多い。でも、このコンドの住人にとっては、多分ここが最後の住居なのである。次の引越し先があるとしたら、介護付き養護施設か病院。ということで、この私達のコンドをいかに快適にするかということに対しては、ひとごとではない。

この日、私の隣には、15階の部屋を貸しているという投資目的にこのコンドを所有する50代と思われる男性が座った。彼が現在住んでいる別のコンドでは、こうした前向きで積極的な姿勢は全くないということ。去年から私達のコンドの屋上にアンテナが設置された。このアンテナの場所提供により、毎月アンテナ設置料金が入ることになり、これもコンドの将来資金に組み込まれていく。ここのじいさん、ばあさんは、やり手の起業家だよ、というのが彼の弁。なるほどうなずける。

一階にある憩いの場に共同図書がある。書籍の数は、2つの本棚から始まったそうだが現在は5つの本棚を埋めているそうだ。これも、住人の自発的な管理によるもの。統計的にみると、ガーデニングと料理の本を借りる人は殆どいないらしい(かなり納得できる)。ということで、こうした本は、また別のチャリティに出しているとのこと。

5月に思わぬ1週間休暇があり、朝、コンドの裏の森のベンチで本を読んでいた。すると、総会でも見たことのない90に近いと思われるおじいさんが、ダンボールの空き箱と鹿手を持って現れるではありませんか!それも2日連続。自分のペースでゆっくりと芝をはき、休憩しながら鹿手で集めてダンボールにいれる。こうした形で、自分のコンドの維持、そして社会の一員として貢献している。

このコンドミニアムの裏には、子供が巣立った後の退職者向けの階段なしの平屋建てがある(地下室はあり)。わがコンドは、その後の70歳後半向けの住居かな。そして、現在、養護施設の建設が一角に進んでいる。病院は近くにあるので、あと近くに必要なものは、ホスピスと葬儀屋かなぁ。

うちの窓から写した、北方向に建設中の養護施設。その奥はYMCA。

Tuesday, August 09, 2011

ユニクロがニューヨーカーフェスティヴァルのスポンサーに

雨、晴れ、日中最高気温28度。

今年のニューヨーカーフェスティヴァルのスポンサーにユニクロの名前がある。マンハッタンに出店し、早速地元のそれも雑誌ニューヨーカーの恒例行事のスポンサーに名乗り出るなんて、やるなぁ~。

毎年行きたい行きたいといいつつ、未だ実現せず。かれこれしばらくニューヨークに行ってない。

Sunday, August 07, 2011

オタワ郊外に住むゴードンの妹さんを訪ねる(7月29日~8月1日)

8月7日、小雨、21度。
ゴードンの妹さんはオタワ郊外の小さな町で動物を育てて一部生計をたてている。

おなかまんまる。出産間近の山羊
山羊が背伸びして朝ごはん
親族郎党記念撮影


策を越えてお隣の庭に進入した山羊たちをつれもどすアンディおじさん。皆、いやいやながら移動。

まっしろなシルキーちゃん親子

夜はダーツを楽しむ
翌日、アンディーおじさんが、近くのスーパーが家畜用にどうぞという廃棄する野菜をとりにいく。まだまだ新鮮な黄色いズッキー二、レタス、セロリ、マシュルーム、さくらんぼ。いや~、もったいない、ということで、私も一部頂く。その後、おじさんのさくらんぼジャム作りを手伝う。

夜はゴードン・キャサリーン兄妹チーム対わたしと消防員ブライアンのダーツ合戦。39年の結婚生活に終止符。明日、家を出るという傷心のブライアン。法的に家も年金も半分は奥さんへ行くということで怒りを隠さずにいられない。。

Thursday, July 14, 2011

「カイトランナー」、「千の輝く太陽」、カーレドホッセイニ、を読む

7月8日、晴れ、気温30度

原題は、"The Kite Runner", 'A Thousand Splended Suns",Khaled Hosseini 。アマゾンで検索すると表題のタイトルで翻訳が出てました。

カイトランナーを一気に読み終えたところ。実は、同じ作家の2作目のA Thousand Splendid Sunsのほうを先に読んでました。翻訳した人が違うのか、The kite Runnerのほうがどんどんと読み進みました。話もこちらのほうが上だな、、というのが前半を読んだところまでの感想でしたが、読み終わると、2作目のほうがいいな、、という印象で終わりました。The kiteのほうはアフガニスタンの男性が主人公の話、Sunのほうは女性が主人公の話です。過酷な状況下におかれるアフガニスタンの女性の状況にSunは読んでてその不条理に泣けました。。

Wednesday, July 13, 2011

夏本番、フレンチリバーに行く



7月1日のカナダデーから一気に夏本番となりました。今日は33度。。
久しぶりにフレンチリバーへ。7、8年ぶり、もしかすると10年振りくらいかも。1日の朝は今までに経験したことのない渋滞に巻き込まれ、130km走るのに4時間かかりうんざり。普通なら1時間というところ。。
ゴードンの娘のボーイフレンドの両親の別荘に滞在。なんでも1950年代におじいさんおばあさんが土地を買い、自分達で建てたというもの(床がちょっと傾いた感じあり)。そして、おばあさんが昨年亡くなり、両親の世代がそれぞれに買い取ったとのこと。ということで、一帯はおじさん、おばさん、いとこと親戚だらけで、毎晩誰か彼かが立ち寄ります。皆の実家はフレンチリバーから一時間ほど北にあるサドバリー。皆地元を離れることなく、子供達は一緒に成長。今の両親の世代も、前世代と同じく家族親類に囲まれて生活するというのが彼らの幸せの尺度。
みなブルーカラーで、老後は国のささやかな年金に頼るしかないから、働けるだけ働かなくちゃならないという。でも、美しい水面に面する別荘、中古ながらも動くボートで短い夏の週末を満喫している彼らを観ると、やはり日本人の生活水準とは違うものがあるとおもわずにいられない。

Monday, June 20, 2011

Kronos Quartet とHomayun Sakhi Trioの演奏を聴く

6月11日。中華街で、ひさしぶりお気に入りの餃子屋で夕食を済ませ、8時からのコンサート。日本の食堂並みの餃子やの内装がきれいになっていた。。


クロノスカルテットとアフガン音楽のホマヤンサキトリオを聴く。久しぶりのライブコンサートで、初めて、トロントの音楽学校の新しいコンサートホールに行った。コンサートホールは天井はカヌーのデザインを基調にし、全体は木を贅沢に使った音響のよい温かみのあるコンサートホール。
http://www.kpmb.com/index.asp?navid=30&fid1=0&fid2=87


芸術の祭典というトロントでの10日間にわたる催し。トロントだと満員になるかな、、、と思っていたら、観客の入りは7割強という程度で、やはり豊かな芸術の街とはいえないトロントを実感(いや~、実に残念ですね~、というか、予想したとおりというか。。。)

クロノスカルテットは、偶然に5年ほどまえにライブを聞いてこれは面白いと思ったグループ。でも、今回はアフガニスタングループの演奏に圧倒されました。ルバーブというアフガンギターとタブラ、ドイラというお盆のような太鼓。アフガニスタンのジミーヘンドリックスか、、、という感じ。2002年にアメリカに移住し、世界的に活躍しているとのこと。

http://www.youtube.com/watch?v=8pwNkQoF9r8&feature=related



演奏終了後は、やはりアジア人。クロノスカルテットの前にでしゃばることなく、とっても控えめ。。クロノスカルテットのリーダーがどうぞどうぞ前へ、、、て手招きしても、いやいや、、そちらこそどーぞ、、ってな感じでした。まだ有名人慣れ、してなくて、トリオの演奏中の笑顔がそれはそれは印象的でした。

Saturday, June 18, 2011

Midnight in Paris, Woody Allen

6月17日金曜日仕事を終え、夕食作るの面倒、ということで、いつものベトナム料理やで夕食。そして9時からの映画に行った。夕食後は少し時間があったので映画の切符を先に購入して、いつものコーヒー屋でコーヒーを一杯。

ウッディアレンの新作で今年のカンヌ映画祭のオープニングを飾った映画。2000年以降は、ロンドンで2作、スペインで1作。そして、今回はパリが舞台。イントロは、映画マンハッタンと同じで、マンハッタンならぬ、パリの観光名所を一気に見せ、そして物語が始まる。彼の映画のアリスを思わせるファンタジックな部分がおもしろい、まさしくウッディアレンという映画。作家を目指す主人公が、1920年代のパリにタイムスリップして、パリに集まる作家や画家と出会い、自分の小説に磨きをかけていく。最後は、雨のパリがいいという彼と同じ感覚をもつ女性と雨のパリを歩き始める、

1920年代のパリは、ピカソやフィッツジェラルドなど若かりし作家や画家が集まる芸術の街。男も女も粋で、もっと感覚的て、もっと感情的で、もっと情熱的。舞台がパリとなれば、当然のなりゆきか。登場する若き芸術家たちの振る舞いはそれはそれは単純に形容されていて笑えます。。

そして、いつものことながら、金持ちの振る舞いを遠目で皮肉り、インテリのもっともらしい発言に弱い女性の心をからかっています。

Sunday, June 05, 2011

カナダオペラ団、オルフェオとエウリディチェを観る

晴れ、23度。昨日の雷雨の嵐から一転。青空の広がる初夏のお天気。

5月24日の公演前日の夜、いとこからオペラの切符が2枚余っているとのことで、二つ返事でOkし、カナダオペラ団のライブを初めて観に行った。地元のオペラ団の本拠地がトロントに劇場を構えたのが4年ほど前で、場所は、昔、トロントで働いていた時のオフィスの裏側。メットオペラで世界最高のオペラを楽しめるから、、ということで、地元オペラ団のシーズンチケットの購入をやめた、、なんて人たちがいるよ、なんて話を聞いていたけれど、火曜日の夜ににもかかわらず、結構な入り。でも、最上階の真ん中の席でメットオペラの2倍の料金だから、ファンがメットオペラのみに専念するのも無理はない。

昨シーズンにメットでも上映されたギリシャ神話のオペラで、メットでは男性役をメゾソプラノの女性が歌っていた。今回のライブは男性歌手、カウンターテナーということで、女性のような裏声で終始歌い続ける。そして、このプロダクションが、シンプルでよかったのよね。何でも2005年のシカゴオペラのプロダクションのもので、かなりの現代版。ギリシャ神話だからといってその時代そのものを舞台にもってくるのもいいけれど、舞台や衣装など時代背景を全く無視した現代版はかなりいい。

ということで、期待度の低かったカナダオペラ団のライブだったけれど、シンプリシティということで”マル”かな。

Sunday, May 29, 2011

HDボリショイバレエ、コッペリアを観る

5月29日曇り

モスクワからの実況衛星中継ということで映画館で11時からの上映。メットオペラと比べて客足は少ないかなと思いきや、開始10分前にぞろぞろとやってきました。やはり、主流は年配の女性。かなり足元のおぼつかないおばあさんたちがウォーカーで現れました。

元バレリーナの解説者はロシア語、フランス語、そしてちょっと荒っぽい英語でインタビューをこなしています。フランス語はばっちりね。

メットのオペラと違って、舞台裏をみせるのはちょっとよくないかも。というのは、バレリーナは舞台では終始笑顔。でもカーテン裏では、ぶっきらぼうの表情でウォーミングアップ。衣装をまくったり、、、あまりいただけない。

劇場は新ボリショイ劇場ということだけど、劇場内やロビーの装飾は北米のものと比べるとやはりクラシック。ロビーの床板なんかも素材がしっかりとめにつきました。観客の雰囲気やロビーの雰囲気はメットのそれとは異なり、落ち着いた感じでしたね。モスクワ市内なども写されてなかなかおもしろかったな。

今日のコッペリアは新作ということで、パントマイムが多いバレエだったように思う。衣装は色使いも多いケバケバって感じ。ロシア色がでていたといえばでていたけれど。踊り手にのっては衣装が重かったんじゃないかなぁ。3幕目が開く前、群舞ダンサーたちが、振り付け師からまだ指導を受けていたのが印象的でした。