Saturday, July 26, 2014

夏休み、ユースホステルに泊まる

7月12日から17日まで、Gの娘を訪ねて北へ500Kmほどドライブ。そのあとマニトゥーリン島に渡り2泊しハイキング。最終日、フェリーで帰途に着く。



フェリーに乗る準備のサイクリスト

モーターサイクルは一番先にのりこむ。出るときは、また最初におりる


島ではユースホステルに泊まった。旅行で何にお金がかかるかというと宿泊代。基本的に眠るだけなので、比較的安くて感じのよいところ、というのが条件で、宿泊先選びには結構時間を費やす。

ホステルのオーナーは、脱サラの50代と思われるご主人と30歳くらいの奥さん。生後3ヶ月の赤ちゃんがいる。昨年10月にホステルから徒歩5分という浜辺での結婚式。ご主人にとっては2度目の結婚で27歳になる娘がいるという。カナダ国営のオンタリオ北部のラジオ番組のプロデューサーを長くやっていたところ、環境問題にとりくむ若い今の奥さんとであった。ラジオ局では予算カット等々で、いやけがさしていたところに、人生1度、やりたいことをやるのなら今とホステル経営に。小さなホステルは2階に個室が二つ、3つ2段ベットの並ぶ共同部屋が一つ。2階のバスルームは共同である。1階は台所、談話室、シャワールーム、洗濯場、そしてカーテンでしきられた小さな事務所がある。いったい、彼らはどこに寝ているのだろう、、、と思うと、裏庭に小さなキャンプ用トレーラーがおいてあって、そこが彼らの寝室らしい。厳しいオンタリオ北部の冬のため、ほとんどの収入は6-9月の4ヶ月二集中するという。本当にベーシックなライフスタイルである。

以下はホステルで出合った人達

1.40歳代後半のレズビアン
両方ともフレンチカナディアン教師で自転車で1ヶ月旅している。去年は2ヶ月かけてバンクーバー島を一周自転車で回ったとのこと。基本的にはテントをはってキャンプ生活。雨の日はホステルやB&Bに宿泊するとのこと。なんでも、サイクリストのために、ウチのシャワーを使ってもいいですよ、というウェブサイトもあるらしい。ドアをノックノックして、シャワーをお借りしたいと、いえばいいとのこと。たいていは、軽いスナックなど提供してくれ、シャワー以上の恩恵を預かる。一日あたり15kmくらいの走行ということで、比較的のんびりのペースで動く。一人の女性は、先住民族の住む地域の先生をしていたことがあり、ひと月に3人もの自殺者がでるという、かなり厳しい環境での教師生活だったとのこと。二人は数年のうちに日本に行きたいとの事で、日本でのレズビアンの対応はどうかとか、色々聞いてきた。

2.ドイツからの女子大学生二人
一見して、ヨーロッパからの旅行者とわかった。服装、雰囲気が北米の学生と全く違う。黒髪ショートヘアーの一人は秋からPhDプログラムに進むという物理学専攻の大学院生。レンタカーを借りて1ヶ月オンタリオとケベックを回り、さらに一ヶ月は親類のいるカナダ西部にわたるとのこと。ユーゴスラビア出身のおばあさんの家族が民族紛争の際に難民として移住したらしい。

3.カナダの大学生カップル
20歳くらいと思えるカップル。一日あたり60km走破目的でこの夏サイクリングの旅をしているという。この1月にはギリシャに二人で遊びにいった。

Gの娘のいる町はニッケルの炭鉱の町

Gの娘のだんなの両親の家。去年ボヤをだしてコッテージを再建築
炭鉱ツアーガイド
ナイアガラ断層をハイキング。先は断崖で高所恐怖症の私は、際までいけない

ガラス張りで広いパティオがあり水に面している