Friday, December 30, 2016

第九を聞く

明日は大晦日。昨日から新年にかけて雪の予報。

昨日ラジオで第九が流れ、そういえば日本は大晦日に第九を聞くという風習みたいなものがあったなぁと。今でも、そうなのだろうか。

今日は、ユーチューブでカラヤン指揮ベルリンフィルとリッカルドムーティ指揮のシカゴ交響楽団のものを夜聞いてみた。ムーティのものは2014年演奏のもので、テナ―とバスはメットオペラでおなじみの歌い手。カラヤンの演奏より20分ほどゆっくりの演奏。リッカルドムーティの指揮って、高校の音楽の先生のような感じで、か~っと力の入る激しい振る舞いはないものの、とってもいい指揮だった。演奏するほうも、よ~くわかるだろうなって。でも、やっぱり、第九って、こわいくらいスゴイな。

25日の近所の雪だるま

いとこからのクリスマスプレゼントはLEDライトによるハーブ家庭菜園。
かなりLEDライトがまぶしい


29日の朝


Friday, December 16, 2016

テトラパック

今もあるかどうか知らないけれど、昔牛乳というとテトラパックだった。テトラパック、イコール、牛乳みたいな感じ。

ここのところのピアノのレッスンは、音楽理論が中心となっている(指が痛いので。)。そうしたら、テキストにテトラコードという言葉が出てきてテトラパックを思い出した次第。テトラはギリシア語の4を意味するとのこと。なるほど、あのテトラパックは三角形が4面。搬送ケースに無駄なく収まる。

いったい誰がテトラパックの発想をし、牛乳の入れ物にと考えたんだろう。。。

"Alias Grace", Margaret Atwood を読む

日中の最高気温はマイナス9度。今年はホワイトクリスマスになりそう。

日本語翻訳は「またの名をグレイス」となっている。ちょっとドラマチックな翻訳名。マーガレットアットウッドは、カナダを代表する女性作家。10年以上前に、ニューヨークのメトロポリタン美術館のカフェで、彼女を見たことがある(特徴ある顔立ちなのですぐわかる)。

女性作家の小説はあまり好きじゃないけれど、この本は、読んでいて女性作家のものという感じがほとんどしなかった。19世紀半ばに起こった史実をもとにうまく小説化したからかもしれない。

私のコンドには住人の管理する図書棚があり、この本はそこから借りてきたもの。本は住人から寄付されたもので、数年読まれた形跡のない本は、さらにどこかに寄付される。最近は住人のタイプが変わってきたのか、ハーレークィンロマンスの本の中に、少し趣の異なる本が目に付く。この本もその一つ、返却履歴は2015年8月2日が私の前の最後になっている。
先週末、19世紀末に建築されたゴム長靴製造会社ビルでボランティア支部の集まり

昔の支柱がそのまま残されている

現在はロフトスタイルのコンドミニアム。

Wednesday, December 14, 2016

かもめを見に行く 2016年12月8日ー9日

この時期、ナイアガラ川に沿って、色々なカモメを見ることができるというので、木曜日の夜に家を出て、一泊旅行決行。カモメ観察はNiagara-on-tha-lakeの公園から始めるので、滝の近くではなく、オンザレイクに泊まる。

観察地点は11か所でFort Erieまで続くけれど、我々は滝を超えた地点で終わり。カモメなんて貪欲な鳥だしつまらないと思っていたら、意外や意外。アイスランドかもめや、カリフォルニアかもめ、ボナパルトカモメ、等々、見ることができるはずとのこと。場所によっては、水面近くを飛ぶ集団、滝の落ちる寸前のところに浮かぶ集団等見ることができた。面白かったのは、4番目の水力発電所の観察地点で、上からカモメの集団を見下ろす。オンタリオフィールド鳥類学者ニュースによると、そこで、翼のパターンを見比べることができるとある。ホントだ、かもめなんて、みな同じと思っていたら、白と黒のパターンの違いが見える。

おまけは、吹雪の去った2番目の観察地点で、プルージェイ、カーディナル、そして、タカをまじかに見たことと、帰り道、高速に入る前のロカール道で見たキツネ。我々に気づいて走り去るかと思いきや、しばらくじっと見つめて微動だにせず。いったんやぶの中に隠れたものの、すぐさま出てきて至近距離をさらに縮めた。

ホテルもクリスマスシーズン前の割引。小さなホテルで、とても居心地よく、朝食もスモークサーモンがとってもおいしかった。家に着いたのが金曜日の午後4時。吹雪がやってきた。

宿泊したホテル
第一観察地点は吹雪。オンタリオ湖からの風が厳しい

吹雪にも負けず。。


Gの頭上をわずかにこえて電柱に止まる

じっと見つめる