Friday, December 30, 2016

第九を聞く

明日は大晦日。昨日から新年にかけて雪の予報。

昨日ラジオで第九が流れ、そういえば日本は大晦日に第九を聞くという風習みたいなものがあったなぁと。今でも、そうなのだろうか。

今日は、ユーチューブでカラヤン指揮ベルリンフィルとリッカルドムーティ指揮のシカゴ交響楽団のものを夜聞いてみた。ムーティのものは2014年演奏のもので、テナ―とバスはメットオペラでおなじみの歌い手。カラヤンの演奏より20分ほどゆっくりの演奏。リッカルドムーティの指揮って、高校の音楽の先生のような感じで、か~っと力の入る激しい振る舞いはないものの、とってもいい指揮だった。演奏するほうも、よ~くわかるだろうなって。でも、やっぱり、第九って、こわいくらいスゴイな。

25日の近所の雪だるま

いとこからのクリスマスプレゼントはLEDライトによるハーブ家庭菜園。
かなりLEDライトがまぶしい


29日の朝


Friday, December 16, 2016

テトラパック

今もあるかどうか知らないけれど、昔牛乳というとテトラパックだった。テトラパック、イコール、牛乳みたいな感じ。

ここのところのピアノのレッスンは、音楽理論が中心となっている(指が痛いので。)。そうしたら、テキストにテトラコードという言葉が出てきてテトラパックを思い出した次第。テトラはギリシア語の4を意味するとのこと。なるほど、あのテトラパックは三角形が4面。搬送ケースに無駄なく収まる。

いったい誰がテトラパックの発想をし、牛乳の入れ物にと考えたんだろう。。。

"Alias Grace", Margaret Atwood を読む

日中の最高気温はマイナス9度。今年はホワイトクリスマスになりそう。

日本語翻訳は「またの名をグレイス」となっている。ちょっとドラマチックな翻訳名。マーガレットアットウッドは、カナダを代表する女性作家。10年以上前に、ニューヨークのメトロポリタン美術館のカフェで、彼女を見たことがある(特徴ある顔立ちなのですぐわかる)。

女性作家の小説はあまり好きじゃないけれど、この本は、読んでいて女性作家のものという感じがほとんどしなかった。19世紀半ばに起こった史実をもとにうまく小説化したからかもしれない。

私のコンドには住人の管理する図書棚があり、この本はそこから借りてきたもの。本は住人から寄付されたもので、数年読まれた形跡のない本は、さらにどこかに寄付される。最近は住人のタイプが変わってきたのか、ハーレークィンロマンスの本の中に、少し趣の異なる本が目に付く。この本もその一つ、返却履歴は2015年8月2日が私の前の最後になっている。
先週末、19世紀末に建築されたゴム長靴製造会社ビルでボランティア支部の集まり

昔の支柱がそのまま残されている

現在はロフトスタイルのコンドミニアム。

Wednesday, December 14, 2016

かもめを見に行く 2016年12月8日ー9日

この時期、ナイアガラ川に沿って、色々なカモメを見ることができるというので、木曜日の夜に家を出て、一泊旅行決行。カモメ観察はNiagara-on-tha-lakeの公園から始めるので、滝の近くではなく、オンザレイクに泊まる。

観察地点は11か所でFort Erieまで続くけれど、我々は滝を超えた地点で終わり。カモメなんて貪欲な鳥だしつまらないと思っていたら、意外や意外。アイスランドかもめや、カリフォルニアかもめ、ボナパルトカモメ、等々、見ることができるはずとのこと。場所によっては、水面近くを飛ぶ集団、滝の落ちる寸前のところに浮かぶ集団等見ることができた。面白かったのは、4番目の水力発電所の観察地点で、上からカモメの集団を見下ろす。オンタリオフィールド鳥類学者ニュースによると、そこで、翼のパターンを見比べることができるとある。ホントだ、かもめなんて、みな同じと思っていたら、白と黒のパターンの違いが見える。

おまけは、吹雪の去った2番目の観察地点で、プルージェイ、カーディナル、そして、タカをまじかに見たことと、帰り道、高速に入る前のロカール道で見たキツネ。我々に気づいて走り去るかと思いきや、しばらくじっと見つめて微動だにせず。いったんやぶの中に隠れたものの、すぐさま出てきて至近距離をさらに縮めた。

ホテルもクリスマスシーズン前の割引。小さなホテルで、とても居心地よく、朝食もスモークサーモンがとってもおいしかった。家に着いたのが金曜日の午後4時。吹雪がやってきた。

宿泊したホテル
第一観察地点は吹雪。オンタリオ湖からの風が厳しい

吹雪にも負けず。。


Gの頭上をわずかにこえて電柱に止まる

じっと見つめる


Wednesday, November 23, 2016

ジャーナリストの役割

数日前に気温が20度を超える。今日は最高気温が2度。先日、雪もちらつく。

テレビのニュース報道は、既にワイドショー化していて、とにかく視聴率を上げることに躍起になっているのはどこの国でも同じだと思う。これは、購買数を上げたい雑誌にも言える。昔、トランプにわいせつ行為をされたと出てきた女性の一人は、ピープル誌のレポーター、にもかかわらず、トランプ当選後は、なりふり構わず、彼の華々しい写真を表紙に。つまり、売れるなら、恥もへったくれもないって感じ。

マーガレットサリバン記者がワシントンポストに書いたトランプ政権下におけるジャーナリストの役割なる記事を読みなるほどうなずいた。

基本的に、ちゃんと本来のジャーナリストとしての仕事をしろ、と言っている。

1.常に状況を監視する役割
悪い奴を見極め、どこに甘い汁があるのか見つけ、だまし文句をさらけだす。しっかりと調査し、もっと政治家の発言に責任をもたせる。
2.国民全体の立場にたつ
例えば、今回トランプに投票した教育レベルの低い白人層に対し、その層の分析だけではなく、彼らの立場に立って、物事を考える。
3.常に慎重に公正であり、根気強く真実を求める
事実を見極め、何が起きているのか、正確な言葉で説明する。たとえば、戦略のトップになったSteve Bannon がAlt-right と称されているが、こうした表現が曖昧で混乱をきたす。彼は、白人優位主義にたつ過激主義に立っているということ。表面的な言葉を鵜呑みにするな。

Post-truth 時代、感情やとんでもないイデオロギーにうったえるのであれば、既成事実は、どうでもいい、という流れを日常化させてはいけないという。

ニューヨーカーの11月21日号の表紙は、WALL、28日のものは、眉間にしわを寄せてカウントダウンするオバマ大統領。

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1876年に作られた製粉場。河川の水力を利用。この日は気温が20度を超える



Thursday, November 03, 2016

The Elegance of the Hedgehog, Muriel Barbery, を読む

翻訳は「優雅なハリネズミ」。作者はフランス人で、日本が大好き。2008年から2年間、京都で暮らしたとある。

物語の半ばからOzuという日本人紳士が現れるや、止まらず一気に読み終える。作者は哲学専攻の教授ということで、会話や文章が機知に富んでいる。最後は悲しいエンディングだけど、なんとなくOZUが出現するあたりから、いい意味で、おとぎ話のような雰囲気だなぁ~と。

作者の大の日本好きは、1990年ころにみた小津安二郎の「東京物語」に帰するという。ということで、早速、「東京物語」をユーチューブで観た。とてもよかった。。。なんといっても、家族の横と縦の関係で使われる日本語の美しさに感動。また、日本人の立ち振る舞いもこんなにエレガントだったんだ、、と。

2014年に日本を訪ねた際のインタビューで、「学生時代を過ごしたパリは洗練さを好む点で京都と似ているけれど街全体がどこか騒々しい。車だけでなく人間の振る舞いが攻撃的。京都には人を大切にする風土がある」とある。

昨晩雨が降る


Tuesday, November 01, 2016

ピーターの退職生活

晴れ、今週は再び最高気温が19度に。

ボランティアをすると、新しい出会いがある。
フェスティバルの閉会パーティで一緒に受付をしたピーターは、昨年退職したという小学校の校長先生。多分、年齢は55から60歳の間と思われる。退職後の最初の数週間は、学校の子供達のことを思ってばかりいたとのことだけど、その後は、既に趣味の域を超えている音楽生活をエンジョイしているという印象。彼の退職生活は以下のとおり。

1.声楽の個人レッスンを受ける
2.オルガンの個人レッスンを受ける(既に教会のオルガン奏者をしている)。
3.引き続き、地元の少女合唱団の指導
4.来年1月から、芸術分野専攻のMBAのコース履修

ピアノも上級の演奏者レベルの資格を取得しているという音楽家。ということで、彼の退職後の目標は、さらに一歩超えた音楽家、かつMBA取得し、音楽とビジネスの共存を図るというところか。

彼に悩みがあるとすると、落ちこぼれとなっている17歳の息子。息子は、ドラムの演奏が好きだけれど学校が嫌い。どうにか高校は卒業してほしいとのことで、落ちこぼれの生徒が、落第または退学することのないように指導する特別クラスに入れてもらうとのこと。教育者の子供というのは、ある意味大変かもしれない。。

という感じで、初対面にも拘わらず気さくにおしゃべりした。

また、ボランティアも3年目となると、運営委員長も名前を憶えてくれる。フェスティバルの規模が小さいということもあるけれど、彼女の心配りは素晴らしい。

1.会場の外で案内を終えると、ありがとうと言ってくれる。
2.レセプションで出される料理に、あなたたちもちゃんと食べてね、と、声をかけてくれる。
3.レセプション受付テーブルにいると、一緒に踊ろうと声をかけてくれるし、もう、受付は終わりだから、パーティ楽しんでね、って。

また、来年ね!といって今年のフィルムフェスティバルでのボランティアは10月29日をもって終了。
終了パーティ会場のレストラン


ライブ演奏
ライブ録音。こんなものがあるんだ。。




Wednesday, October 26, 2016

フィルムフェスティバルでのボランティア

朝はマイナス3度で、しっかり霜が降りた

月曜の10月24日から一週間、地元のフィルムフェスティバルが始まった。今年は3年目のボランティア。自分の希望した決められた時間に行って、プログラム配布したり、片付けしたりという簡単なもの。なんといっても、ついでに映画をタダで観ることができるし、レセプションの食べ物をつまんだり、ボランティア用のTシャツがもらえるのが役得かな。

ということで、月曜日は映画上演の前に、初めて聞く地元コミュニティオーケストラの演奏。第一バイオリングループが4人というサイズの小さなオーケストラだったけれど良かった。年に一度か二度演奏会をしているはずなので、これからサポートしようかなって思ったくらい。

オープニングの映画はドキュメンタリーで、路上や駅のホームで演奏するホームレスの人達の、その人生の語りとレコーディング。18歳になるまでの7年間に23件ものフォスターファミリーを転々としたという語りにショックを受ける。

http://lowdowntracks.com/

上映後、映画に登場する一人のKattが舞台でギターで歌った。彼女と話したところ、地域のコミュティセンターや小さな映画館等に呼ばれて、演奏活動、というより啓蒙活動をしているとのこと。また、地下鉄駅での演奏は、今も引き続き行っているそうだ。映画に登場した人達のレコーディングしたCDもできて、その収益の75%は演奏家に、25%はホームレスの団体に寄付となる。

やっぱりライブはいいね。


オープニングレセプションでKatt とその友人と話す。


Wednesday, October 19, 2016

犬も歩けば棒に当たる?

気温23度。晴れ。
昨日のピアノの帰り、信号を待っていたとき、小高い森の方に目を向けた。すると、この辺りの紅葉がピークを終えようとしている。この週末は最高気温8度、最低気温1度との予報。

犬も歩けば棒に当たる、って表現で正しいかな、と、国語辞典で調べたら、「でしゃばると、わざわいにあう。転じては、逆に、出歩くと、思わぬしあわせにあう」。

地元のアート作品展に2点提出したところ、なんと、両方とも、予選通過!

他の友人二人は予選通過ならず。彼らの絵は、いつも上手いな~と、感心させられるにもかかわらず。。以下は、彼らに出そうよ、って言われたときの会話。

S: 作品展にだそうよ。<Sの作品は、構図がよくダイナミック>
H: そうね~、何だそうかしら。。<Hは,油絵をやっていたので、色使いがうまい>
私:  私、作品になるようなものないからな~。
S 、H、M一同:  ほら、あの魚があるじゃない。
私:魚???(しばらくどの作品かピンとこない.)  え~、アレ???あのふざけたやつ??

題材は、先生のところにあったちょっとひょっとこ顔の魚の形をしたポット。一つは側面から出来るだけ写実的に描いたもので、もう一つは上から見て平面的にマンガっぽく。後者の背景は、オレンジ色に白の水玉。二つ並べると、違ったアプローチのペアになるというグーゼン(宿題の数をこなすのにいきついた苦肉の策、それと、そのころ赤白の水玉模様のマグカップを買った)。

本人は、まったく、冗談みたいな絵と思ってたのに、先生も強硬に推すので、提出するに至った次第。提出日は先週の水曜日と木曜日、金曜日が予選選考で、金曜日に皆に連絡がいく。予選に通過しなかった作品は土曜日と月曜日の指定された時間に引き取りにいくというタイムライン。

金曜日の午後、Sから、「私ダメだったけど、皆、うまくいっているといいな」というメール。そして、Hが「同様。ダメだった。留守電に、指定された日に引き取りに来なさいってメッセージあり」って。私は、外出先から戻り、留守電にメッセージのあることに気づき、落選連絡だな、と思ったら、「おめでとうございます。両方の作品とも予選通過で展示されます。レセプションに是非来てください」ですって。信じられない(日本語で、アンビリーバブルといった方が適切な感じ)と言って、Gと大笑い。ホントに期待度は、限りなくゼロに近いくらいだったから。

おそらく、SやHの作品はいわゆる上手で甲乙つけがたく、私のはユニークというか(ほんとにふざけた作品なの)。つまり、へんてこりんなモノがアピールしたということ。先生の大きな本格的作品も予選通過したとの報告、そして、作品展は審査員の好みに大きく影響されるから、皆それぞれ素晴らしい作品よ、ってメールが届いた。まさしくそのとおり。

キャンバスは100円ショップで買った3枚で1ドル50セントのはがき大。額縁はウォールマートで4ドル。とりあえず作品に売値を付けて提出することになっていたのでそれぞれ40ドルとした(10ドルとかにしたら、小学生が提出したと思われるから40ドルくらいにしたら、というGのアドバイスに従う)。作品への保険金額はゼロ。参加費が20ドル。

作品のタイトルは、Fish pot 1, and Fish pot 2 という、なんの飾り気もないもの。ま、みんな、あれ、面白いよ、って言うんだから、もしかしたら、ホント面白いのかもしれない。

受賞者の発表は、今週の金曜日のレセプションのときに。1か月の間、展示会で飾られる。



Tuesday, October 11, 2016

退職したから出来ること

晴れ、

友人夫婦がバスで秋の紅葉を見にバス旅行に出発。ということで、今朝、少し早く家をでて彼らをピックアップし、バス乗り場まで送り、出発を見送った。

彼ら、タクシーで乗り場まで行くというので、乗り場まで車で送ってあげるよ、と名乗り出たのが先週末。G曰く、彼らイギリス人だから遠慮するんだよって(ウェールズ出身、40年ほど前にカナダに移住した)。土曜日に戻ってくるということで、また、彼らを迎えに行く。

なんだか、少し、人の役にたった感じ。

バス二乗り込むDと奥さんのM

Monday, October 10, 2016

ブルージェイズ、アメリカンリーグ決勝進出

晴れ、昨晩、初霜がおりた

初霜の予報だったので、昨日は、畑から緑色のトマトや小さい茄子等、すべて取り込んだ。あとは、少し玉ねぎが残っているくらい。

昨日は、テキサスとの3戦目で、地元トロントでの試合。延長10回裏、再び劇的サヨナラで、リーグ決勝進出を決めた。

http://m.mlb.com/tor/video/topic/73955164/v1204851283/textor-gm3-blue-jays-hustle-delivers-walkoff-win/?c_id=tor

先日の新聞で、2016年の大リーグのシーズン観客動員数は1.1%減だったとのことだけれど、トロントはアメリカンリーグで第一位。なんたって、週末の試合は必ずほぼ満員の48000人くらい動員するんだから。西海岸でのシアトルでの試合など、バンクーバーからファンが押し寄せ、球場はトロントの青色ユニフォーム一色だった。大リーグの中で、観客動員数の少ないのは、フロリダのタンパレイ、イチローのいるマリ―ンズ(2週間前に、大人気の24歳ピッチャーフェルナンデスがボート事故で亡くなった)。両方ともフロリダのチーム。

今日はランチのあと、G大学敷地内の森林地区を歩く。


Friday, October 07, 2016

ブルージェイズ 10-1で1勝目をあげる

晴れ、23度

昨日ブルージェイズは攻めも守りも先発投手もすべて良し。10-1と大勝した。先発のエストラーダのチェンジアップが絶好調で、インターネットスポーツニュース解説で、投手の決めては、速球とスライダーと言われているが、エストラーダにはそんなものはいらない。バットマンにはベルト(武器を隠している)、シャーロックホームズには帽子があるように(解説者は、ホームズの天才的な知能はこの帽子からきていると信じている)、彼にはチェンジアップがある、って説明。



あと1時間ほどで 2試合目の開始。

ちょいと買い物に出たついでに、ついに。ブルージェイズの(安い)シャツをついに買ってしまう。。。。今日は、これを着てテレビを見る。


Thursday, October 06, 2016

トロントブルージェイズ、アメリカンリーブ、ワイルドカード決戦で勝利!

晴れ、24度。体感温度は28度という秋日和

10月4日の火曜日、バルチモアオリオールズを延長11回、さよなら3ランホームランで破る。

ということで、今日からテキサスレンジャーズと怨念のプレーオフ。去年のプレーオフでは、ブルージェイズが最終戦で劇的ホームランをはなち、レンジャーズを破った。ホームランバッターのバチスタが、バットを放り投げ、その態度が悪いとテキサスチームは大怒り。子供が真似する、とかで、さんざんメディアで取り上げられたけれど、なんたって、勝った試合、トロント市長も真似するし、そのシーンは今でも頻繁に映し出される。

そして、この5月は、その仕返しともいえるバチスタへのデットボール。バチスタも今年から反則となったちょっと危険な盗塁をして、2塁ベースの選手からほおにパンチをくらう!それが、ホントにまともに当たって、映画のシーンのようにバチスタのサングラスがふっとび、乱闘に!。トロントのコメンテーターは、ちょっとしたチームワーク育成の一環とか言っていた。みんな一丸となって、飛び出していったからね~。


2日目はダルビッシュが先発投手と発表された。ブルージェイズは今年20勝あげたハップ。



Saturday, October 01, 2016

紅葉

曇り、

この週末、過去の統計で、紅葉がピークになる時期ということで北へ約400㎞、アルゴンキン州立公園へ。ピークは来週あたりかなという様子。幸いにも、雨の予報ははずれ、10㎞ほどハイキングすることができた。

なんといっても今日のハイライトは、ムースの出現。湖の際に現れ、キャンプ場の人達が気付き、さっと逃げtしまうだろうと思っていたら、どんどん近づいてきた、キャンプ場をゆっくりと歩き、森に入っていった。気性の荒いムースだけど、突進することもなく静かに通り抜けていった。







シーズンオフの宿泊したリゾートのビーチは誰もいない

Thursday, September 22, 2016

レバノン人の隣人とのお料理教室 その1

晴れ

お隣のAおばさんとのお料理教室はとても楽しくかつ勉強になった。日本人顔負けの手際のよさで、当然のことながら料理進行と同時に片付いていく。

学んだこと
1.小さいナイフの使い方
ニンニクの皮むき、コリアンダーの刻み、茄子のへたとり等。普通サイズの包丁は、スライスする時に主に使うとのこと。私の場合普通サイズの包丁一丁ですべて片づけるので、なるほど小さいナイフの便利さに気が付いた。
2.ニンニクの皮むき
小さいナイフで片方の端を切り落とし、そこからナイフで薄い皮をはがしていく感じ。

小さいナイフでニンニクの皮をむく
3.焼きなすの皮のむきかた
ヘタの部分を少し残して焼く。焼いた後、残した部分を片手でつかみ、ヘタのすぐ下の部分に浅く切り目を入れて皮をむいていく、というか、はがしていく感じ。
4.大型と小型のなすの使い分け
大型なすは育ちすぎと思っていたけれど、バブガヌーシュには大きな茄子がよい(ちいさいものより若干甘い?)。小型のなすは、オーブンで焼くなすの肉詰め料理とかによいとのこと。
5.レモンの効用(色を白くする)
6.Tahini ソースの使い方(練りごまソース)
7.玉ねぎをキャラメル色になるまで炒める
弱火で30分ほどゆっくりと炒める。頻繁に混ぜる必要なし。フライパンに広げて、焦げ付かないように注意するだけ。いつも我慢が足りず、キャラメル色になるまで炒めることがなかった(そうなのだ!30分くらい弱火でやることが必要だったのだ!!)
キャラメル色の玉ねぎにニンニクを追加

作ったもの
1.バブガヌーシュ (茄子とtahiniソースのディップ)
なすにタヒ二ソースを追加したところ。このあとブレンダーで混ぜてできあがり
2.ほうれん草とおまめの玉ねぎとニンニク炒め
完成

生と冷凍のホウレンソウを使った。この後おまめと玉ねぎを混ぜる

3.コリアンダーペースト (ハーブの無駄にしない。ニンニクと混ぜ合わせペースト状にして保存)
このあと、菜種油で少し炒める

約1時間半で出来上がり。さて、次回は10月かな。



Wednesday, September 21, 2016

韓国のエリート教育?教育ママ??

晴れ、気温はそれでも27度まで上がる

退職するまでESL教師をアジア諸国でしていたというRと一緒になり、スーパーマ―ケットまで一緒に歩く。

外国人に英語を教えることにとても情熱をもっているよ、という。我々のコンドに韓国人の子供連れ家族を見かけたことがあったけれど、彼らにも教えていたとのこと。そして、彼らは、既に韓国に帰国している。

不思議に思っていた韓国人の家族。一組目は2年前くらいに見かけていた。二人の男の子は10歳と8歳くらい。時々、バイオリンをかかえている姿をみた。ご主人に会うことはなく、駐在員の家族かな~くらいに思っていた。

R曰く、韓国では、子供出産後、時期を問わず、2年間育児休暇を取ることができるという。この家族は、ご主人は韓国に残して、息子2人に英語の環境で教育すべく、母親が子供と一緒に2年間カナダに来ていたとのこと。帰国すれば、中学、高校、大学の受験戦争に突入する年頃になるので、小学生の頃に海外に連れて行き、英語を身に着けさせることが狙いらしい。2年間の滞在で、子供たちはすっかりカナダ人になってしまったとのこと。

もう一つの家族も同じ。彼らは半年くらい滞在していたらしい。12歳くらいの女の子と6歳くらいの男の子、そして母親。目的はやはり同じ。受験戦争に入る前に、現地で英語を学ぶ。

韓国の教育ママたちはここまでやるわけです。

Monday, September 19, 2016

中秋の名月とキャンプファイヤー、そして雨、2016

フレンチリバーで一泊し土曜日の9月17日に帰途につく。

16日の夜は、風もなく、穏やかな中秋の名月。キャンプファイヤーを囲んだ。Jのお父さんのMがギターを弾いてニールヤングを歌う。お隣のコッテージでは女性だけの家族パーティということで、40代から70代の女性が、ヘビーメタルの音楽をガンガンかけて楽しんでいる。

夜は、本棟ではなくて、こじんまりしたキャビンに泊まる。明け方、雨が降り、雨音を楽しむ。。


満月とキャンプファイヤーとギター(右端)


キャビンのベット

早朝、キャビンから本棟とドックをみる







Sunday, September 04, 2016

お返しのランチ

朝晩は涼しくなるものの、日中の気温はまた30度を超えるらしい

お隣さんをランチによんだ。ざるそば、やきなす、ズッキーニのフライとプリン。おじさんは、つけ汁をそばにかけてもいいのか、、と聞くので、ダメというと、そばをフォークとナイフでつまみ上げて、つけ汁につけて食べていた。おばさんは、上手に箸を使う。

会話は、日本へのあこがれの話。おばさんは、高校のときに、日本の歴史、地理等を習い、想像をはるかに超えるヨーロッパの文化との違いにショックを受け、それ以後、日本を訪ねることを夢見たそうだ。

オットーマン帝国崩壊後、フランス統治下におかれたため、彼らはアラビア語とフランス語のバイリンガルの教育を受ける。英語は高校に入ってから習ったとのこと彼らのフランス語はとても美しい。そして、キリスト教徒の彼らは、国を離れることになる。

ということで、お隣さんとの交流が深まる。またまた、ベジタリアン料理作ったからどお、って、ランチの翌日連絡があり、また、もらってきた。そして、そのまま夕食となる。

玉ねぎを飴色になるまで炒めて、さらに、おまめ、たっぷりのホウレンソウ、ニンニクをいためたもの。レモンをたっぷりかけて食べる。美味しい。。。

9月に一緒に作らせてもらうことになる。

これを聞いて、G が、お隣と私の交流が、単に料理に興味があるというだけじゃなくて、お互いの文化を尊重しているからだよって。確かにそう。。


先週末、朝7時半に起きて近くの森をGと旧隣人と2時間ほど歩く


さぎ

途中ですれちがったわんちゃん
少し離れた森林保護地区でのバッファロー

白馬も日陰でくつろいでいた


Saturday, August 27, 2016

中近東料理ファラフェル

気温25度。さわやかな土曜日

隣人は日本びいきのレバノン人の70代のご夫婦。1980年代に日本を訪ねている。
昨日、おじさんがこれ作ったばかりのおすそ分けとファラフェルをもってきてくれた。ファラフェルは、ファバビーンとチックピーのおまめをにてニンニクと香辛料で混ぜてあげたもの。ヴェジタリアン料理である。その直後に、おばさんが、ドアをトントンとやってきて、食べ方教えてあげるから、ちょっといらっしゃいって。トルティアにトマト、キュウリ、レタス等と一緒にはさめて食べるよのって。そして、食べてみてって。そのときに、壊れていた型取り器を目の前ではんだ付けしてわたしにくれた。なんとメイドインシリアとアラビア語で書いてあるらしい。おばさんたちは、へら付きの銅製の型取り器をもっていた(これはエジプト製とのこと)。今度作るときは、習いたいから一緒に作らせてとお願いした。これから、こうした行き来が続きそう。習いたい中近東料理はいくつかあるのだ。

ファラフェル



土曜日の午前中に近くの森を歩く。ボートクラブの人たちがひきあげはじめていた。

ボートクラブで。ローリングシェルというボートとのこと(ひっくりかえしてかわかしている)


ワックスウィングをとらえる

Tuesday, July 12, 2016

Gareth Malone ギャレスマローン

気温32度。暑いです。

10日に日曜日、昨年に続き、いとこたちとナイアガラでピクニックとサイクリング。16㎞ほど自転車に乗ったとの結果。この日も暑かった。

そして、その日曜日の夜、Gareth Maloneの職場で歌おうのドキュメンタリーをテレビで見る。彼のことは全く知らなかったけれど、Dr.Whoの風貌のチャーミングな合唱指導者。料理人ジェイミーオリバーの合唱指揮者版といったところ。

10日の日は、イギリスのP & O Doverフェリーの乗務員等による合唱団結成、そして、コンサートへ至る話。

ということで、YouTubeに行くと、あるわ、あるわ、いっぱいあります。下記は、おすすめのもの。感動もんです。

1. Unsung Town: 音楽とは疎遠な街での合唱団結成とコンサートストーリー(私に住んでいる街もこんな感じかも)。地元の人達のつながりを作るのが見事!
これは、日本でもNHKで放映されたよう。

2. Military Wives’ Choir:軍人の妻たちの合唱団。基地でただただ夫の無事の帰国を待つ妻たちを奮起させたストーリー。予期せぬ素晴らしい大成功をおさめる。涙なしでは見られません。


ギャレスのアプローチは、現場主義、ゴール主導型。地元に入り込み、合唱団を結成するや、メンバーに目標を明確にする。つまり、いつ、どこでコンサートをすると宣言し、メンバーの士気を高める。それは、美しい教会であったり、ロンドンのコンサートホールだったり。もちろん、その途中には、紆余曲折あり。

人間は、“歌う”ということに喜びを感じるように作られたんだなぁと、あらためて認識したという感じ。。彼は、そうした喜びを、歌うということから全く疎遠な人々からうまく引き出すわけ。

ということで、数時間ギャレスのドキュメンタリーにはまってます。男子校の合唱スタンドバイミーの発表会のもいいです。これは6分強のもの


ということで、友人達にもおしつけがましく同じメールで宣伝。



乗馬クラブのグループとすれ違う。脇道にいるのはいとこのAと彼女のパートナーのV



Thursday, June 23, 2016

バスルームの改造 新しいトイレと壁タイル

昨日まで32度のムシムシ。今日は、24度で湿気がふっとんだ

新しいトイレと壁タイルが完成。トイレの形、特にタンクのくびれのラインと便座の足のラインがかっこいい。水は、2つのレバーにより大と小で流れる量を調整する。壁タイルは、サブウェイタイルという一番シンプルなデザイン。地下鉄の壁に使われているタイルの形からきている。




壁タイル担当のラザロは、休暇から帰ったばかりということで、トラックに大きなスズキのバイクをのせていた。すごく大きい。毎年、今の時期と秋に、バージニアやサウスカロライナにバイク仲間と集まり、ツーリングするそうだ。特にブルーリッジパークウェイという全長約750㎞にわたるコースを部分的にまたは全長走るらしい。有名な風光明媚なコースで、秋の写真など見せてくれた。彼は、90年にハンガリーから移住。タイル張りの技術は、一時期フロリダで友人宅に滞在していたときに身に着けたということ。我々の部屋に入るなり、台所の壁のタイルをみて、「これ、僕やったよ」って。この台所の壁タイルはかなり評判がいい。他に見積もりを取った時、他の業者がこれ、いい仕事だねってほめていた。ということで、今回のタイルも、かなりシンプルなタイルだけど、我々は大満足。翌日、別の仕事の合間に、コーキングにきて仕事を完成させた。そのときに、別の仕事の写真をチラリと見せてくれた。暖炉の周りのタイルはりで、複雑な形をした紺碧のタイルだった。かなり高価なものとのこと。

翌日、マークに、「マークもバイクに乗るの?」って聞いたら、「乗るよ」って。「僕のも、スズキのバイクだけと(モデル1000とかなんとか)、ラザロは絶対僕に追いつくことのできないスポーツタイプだよ。」って。

彼らは、同業者仲間のお友達である。

ブ―リッジパークウェイは、ルーズベルト大統領がニューディール政策のもとに実施したものらしい。完成に50年あまりかかったようだ。

http://www.blueridgeparkway.org/