Sunday, May 29, 2011

HDボリショイバレエ、コッペリアを観る

5月29日曇り

モスクワからの実況衛星中継ということで映画館で11時からの上映。メットオペラと比べて客足は少ないかなと思いきや、開始10分前にぞろぞろとやってきました。やはり、主流は年配の女性。かなり足元のおぼつかないおばあさんたちがウォーカーで現れました。

元バレリーナの解説者はロシア語、フランス語、そしてちょっと荒っぽい英語でインタビューをこなしています。フランス語はばっちりね。

メットのオペラと違って、舞台裏をみせるのはちょっとよくないかも。というのは、バレリーナは舞台では終始笑顔。でもカーテン裏では、ぶっきらぼうの表情でウォーミングアップ。衣装をまくったり、、、あまりいただけない。

劇場は新ボリショイ劇場ということだけど、劇場内やロビーの装飾は北米のものと比べるとやはりクラシック。ロビーの床板なんかも素材がしっかりとめにつきました。観客の雰囲気やロビーの雰囲気はメットのそれとは異なり、落ち着いた感じでしたね。モスクワ市内なども写されてなかなかおもしろかったな。

今日のコッペリアは新作ということで、パントマイムが多いバレエだったように思う。衣装は色使いも多いケバケバって感じ。ロシア色がでていたといえばでていたけれど。踊り手にのっては衣装が重かったんじゃないかなぁ。3幕目が開く前、群舞ダンサーたちが、振り付け師からまだ指導を受けていたのが印象的でした。