Monday, February 29, 2016

ピアノのお稽古その2 効率的な練習方法とは?

2月27日、晴れ、風強し。明日の日曜日は10度まで気温が上がる予報

オーウェン先生とのピアノのレッスンが始まった。ロイヤルコンサーバトリーのピアノ検定試験を受けてみたいという意思表示をしたところ、ガンガンやりたい?それとも、ま、ゆっくり?と聞かれ、ガンガンがどれほどのものか想像がつかないので、ま、適当に様子を見てということに。ピアノ検定試験は年に3回ほど予定されているようなので、受ける日程はまだ未定。

子供の頃とは全く違って、家での練習は楽しく、あっという間に時間が過ぎる。

友人の子供が高校生の時に、検定試験最高レベルの演奏家レベルに受かった。どうやって練習していたのかと聞くと、母親曰く、効率的にやっていたという。さて、効率的とは、、と聞いてみると
1.弱点のところを集中して練習する
2.片手づつ練習する
3.ゆっくり繰り返して練習する

この話をオーウェン先生ともしてみた。
1.小曲でもひととおり弾くと2分かかる。これを5回弾くと10分。それよりも、弱点のところを10秒10回繰り返す方がよい(100秒で1分40秒)。確かにうまく弾けるところを弾いていると気分は演奏家気分だけど、そんなところに時間を費やすなってことね。
2.暗譜の練習も、曲の終わりから始めるとか、小刻みに途中からやるといいとのこと。そうすると、音楽の途中の流れにもはいっていきやすくなる。暗譜がうまくいっているときは、指の筋肉が指の動きを覚えているため、無意識にでも暗譜で弾いているけれど、暗譜にいきづまると、あれ、どこだっけ???と全くどこをひいているのかわからなくなるものね。
3.1時間の練習じゃその日の練習成果がでない、というと。そうだね~、ボクも学生のときは、1時間はあっという間で、それが精いっぱいの集中力だったと。。だから、午前中と午後と分けて練習するといいよ、という、最もな回答でした。

遠くにトロントのスカイスクレイパーがぼんやりと

風があるものの、午後は16度まで気温があがる



Tuesday, February 23, 2016

ピアノの先生を探す

土曜日の雨ですっかり雪がとける

ピアノのレッスンを始めた。

この地域で教える先生ということで検索すると、それはそれはピンキリ。最初に会いに行った若い先生は大人シニア対象のピアノ教師とのこと。教室は彼の両親の自宅の地下をスタジオとして使っている。ピアノはハープシコードかと思うような音のアップライトピアノ。次回までの練習項目をノートに書いてくれるという感じの良い先生だったけれど、ちょっと遠いので一度会って断った。

次に尋ねたのは、地元の音楽教室。ピアノのみならず、ギターやドラムとなんでもこいの音楽教室で、子供音楽教室の感があり、どちらかというと音楽教室の経営に力を注ぐのに精一杯という感じ(経営は大変そうにみえた。。)

そして、出会ったのがオーウェン先生。音楽教室のある建物と同じ階に彼のスタジオがある。実は、廊下で音楽教室が開くのを待っていて、うろうろしたら彼のスタジオに行き着いた次第。スタジオに入ると、まず小さな待合室があり、2つ椅子と、コートかけ、そして、靴置き場。ピアノは1920年のヘーゼルナッツ色のベイビーグランドピアノ。

こうしてみると、子供の頃通っていた先生のお宅が何て素晴らしい環境だったのかということに始めて気が付いた。ピアノはヤマハのグランドピアノだったし、お部屋には珍しいペチカがあり、ソファの横にはサザエさん、意地悪ばあさんが本棚にぎっしり。時々、孫悟空のコミックの登場人物の顔を描いたクッキーがあったのも覚えている。ピアノ教室の環境はこうしたものだと思い込んでいたので、その雲泥の違いに落胆と驚き。。。

友人の子供がヤマハ音楽教室で習っているという。ソルフェージュで教えるのでドレミでできると喜んでいた。まだ、初級ということもあるけれど、家でも教室でもピアノではなくキーボードで習っているという。ピアノを買った方がいいですか、と聞くと、まだ、いいわよ~という返事とのこと。日本だと、ピアノが先にありきだけど、こちらはキーボードで習うのでもピアノ教室とよぶことに問題ないみたいね。

Tuesday, February 16, 2016

バレンタインデー、トムソーヤーの冒険を読み始める

バレンタインデーは今年一番の冷え込み

図書館からトムソーヤーの冒険を借りてきた。「はじめに」で、マークトウェインが、この本は主に少年少女向けに書いたものだけれど、大人の人たちも十分に楽しんでもらいたい。そして、自分たちもかつては子供たっだということを、その頃の自分達が何を感じ、考え、話していたかを、そのやんちゃな時代の自分達を思い起こしてもらいたい、とある。

1876年に出版された物語だけれど、この「はじめに」を読んで、140年ほどたっても、人間の本質なんて変わらないものなんだな~と思った。

そして、第一章へとページをめくると、オリジナルのイラストに大感動。思わす、わ~っと言ってしまった。
いい感じでしょ

そして、誕生日の翌日がバレンタインデーというワタシに、着色料どっぷりのゾンビ色のアイスクリームケーキのプレゼント。食べると舌が青くなった。なんでも、これしか残っていなかったとのこと。お隣さんにも少しおすそわけした。

Thursday, February 11, 2016

The Narrow Road to the Deep North, Richard Flanagan

今週は冷え込み、マイナス15度

マンブッカー賞受賞という見出しと第二次世界大戦中の日本戦争捕虜収容所での話、、ということで読むきっかけに。

作家はオーストラリア人。父親から聞かされた日本人占領下のビルマでの鉄道建設の戦争捕虜体験が書くきっかけとなったとのこと。確かに過酷で野蛮な強制労働の様子が描かれているけれど、同時に日本人、日本文化への造詣の深さが伺われ、憎悪というよりも、その時代に余儀なく生きた日本人軍人の姿が描かれているという感じがしないでもないかな。最後の章は、オーストリア人、在日韓国人、日本旧軍人のそれぞれの戦後の生き方と死。戦中、戦後という時代の変遷とともに生きた主人公オーストラリア人医師の一人生が語られる。

芭蕉や一茶の俳句が英語訳で織り込まれている。このタイトルも実は芭蕉の「奥の細道」にあたるらしい。


Tuesday, February 09, 2016

週末の遠出 2016年2月5-7日

気温1度

先週の金曜日から日曜日に約400㎞ほど北上し、国立公園へ。ビジターセンターでは、鳥がえさを求めてやってきているとのこと。

久しぶりの雪景色は、クリスマスを思い起こさせるほど。

湿地帯の散策道を歩く
ブルージェイやイブニンググロスビーク

地面におちたえさをついばむブルージェイ

このような鳥がみられるらしい

クリスマスの飾りのようなイブニンググロスビーク。灰色気味の鳥は雌のイブニンググロスビーく