Thursday, June 23, 2016

バスルームの改造 新しいトイレと壁タイル

昨日まで32度のムシムシ。今日は、24度で湿気がふっとんだ

新しいトイレと壁タイルが完成。トイレの形、特にタンクのくびれのラインと便座の足のラインがかっこいい。水は、2つのレバーにより大と小で流れる量を調整する。壁タイルは、サブウェイタイルという一番シンプルなデザイン。地下鉄の壁に使われているタイルの形からきている。




壁タイル担当のラザロは、休暇から帰ったばかりということで、トラックに大きなスズキのバイクをのせていた。すごく大きい。毎年、今の時期と秋に、バージニアやサウスカロライナにバイク仲間と集まり、ツーリングするそうだ。特にブルーリッジパークウェイという全長約750㎞にわたるコースを部分的にまたは全長走るらしい。有名な風光明媚なコースで、秋の写真など見せてくれた。彼は、90年にハンガリーから移住。タイル張りの技術は、一時期フロリダで友人宅に滞在していたときに身に着けたということ。我々の部屋に入るなり、台所の壁のタイルをみて、「これ、僕やったよ」って。この台所の壁タイルはかなり評判がいい。他に見積もりを取った時、他の業者がこれ、いい仕事だねってほめていた。ということで、今回のタイルも、かなりシンプルなタイルだけど、我々は大満足。翌日、別の仕事の合間に、コーキングにきて仕事を完成させた。そのときに、別の仕事の写真をチラリと見せてくれた。暖炉の周りのタイルはりで、複雑な形をした紺碧のタイルだった。かなり高価なものとのこと。

翌日、マークに、「マークもバイクに乗るの?」って聞いたら、「乗るよ」って。「僕のも、スズキのバイクだけと(モデル1000とかなんとか)、ラザロは絶対僕に追いつくことのできないスポーツタイプだよ。」って。

彼らは、同業者仲間のお友達である。

ブ―リッジパークウェイは、ルーズベルト大統領がニューディール政策のもとに実施したものらしい。完成に50年あまりかかったようだ。

http://www.blueridgeparkway.org/

Friday, June 17, 2016

バスルームの改造:人をコンランさせる?

6月13日からいよいよバスルームの改造を始めた。この3年ほど、いつも会話に上っていたけれどズルズルとやらずにいた。問題は、水の使用量の多い旧型トイレと洗面台の蛇口からちょぼちょぼと流れはじめた水漏れ。

ということで、月曜日から業者のマークが毎日来ている。
マークは2mにとどくくらいの長身のドイツ系カナダ人。野球みてる?って話かけたら、今は、ヨーロッパサッカーリーグに熱中しているとのこと。もちろん、ドイツを応援。

ただ、マークは、一日中家にいる私を不思議に思っている。

「ご主人は何してるの?」
これは、私達の小さなユニットをみて、亭主の稼ぎ(稼ぎが少ない?)を思ったのか。それとも、一日中家にいる私をみて、亭主の稼ぎ(稼ぎが多い?)を思ったのか。明らかに、就労年齢層に属すると見える私が、ずっとテレビもラジオもかけず、電話もかかってこず、かけもせず、まんじりと、家の中で新聞読んだり、コンピューターで調べものした
りしている私を不思議に思っている。

水曜日にマークの仕事中にピアノの練習をした。

マーク:「そうか、ピアニストなんだ。ピアノの先生しているんだね」。
私:「とんでもない。レッスン受けているだけ。教えてなんかいないよ。」

明らかに、さっさと「退職したんだよ」って言えばいい話なんだけれど、そうすると、お決まりの会話になるだけなので(年齢とか、そんな歳に見えないとか、等々)つまらない。

ということで、今度、アクリリックペインティングなんかをマークの作業中にやり始めたら、彼、ますます混乱するだろうなぁ~。今度は、「画家なの??」なんてとんでもない想像をするかも。
バスタブの壁のタイルをはがしたあと。


遺灰を墓地に納める

晴れ、週末は29度まで気温が上がる

Gのお父さんとお母さんの納骨を彼らの結婚記念日の6月10日に行った。風が若干強かったものの快晴で、バグパイパーの後に従って歩いた。

お母さんは10年ほど前に亡くなり、お父さんがその遺灰を大事に遺灰を入れる30x25x10㎝くらいの木の箱に保存していた。お父さんが亡くなり、遺灰を一緒にいれて墓地に納めるという本人の遺書に従う。本人たちは葬儀を希望していなかったので葬儀はなし。

お父さんは、亡くなる前にこの場所を購入した

お父さんは第二次世界大戦に従軍したため、在郷軍陣会の人達が進行役を務めてくれた。途中、カナダの国歌とイギリスの国歌を歌う。その音楽担当が下の写真の赤いたすきのおじさん。市場第一モデルともいえるべき70年代の小さなカセットテープレコーダーをかける。どのボタンを押すかちょっとためらいながら。。もちろんデジタルではないので、しばらくみな、し~んと前奏が始まるのを待つという貴重な経験。かなり弱弱しく立っていたけれど、遺灰に向かうときは、兵士そのものの直立歩行で向かい、立ち止まって敬礼した。素晴らしかった。

このあと在郷軍人会の集会場で軽いランチで故人をしのんだ。話題の一つにこのテープレコーダーの話が出たのは当然のこと。。小さなCDプレーヤーを寄付しようかという発言もあったけれど、多分使いこなせないだろうな、、という結論に至った。


Wednesday, June 08, 2016

ヤニックネゼセグイン、メットオペラの音楽監督に就任決定

曇り、今日の最高気温は18度と週末までかなり肌寒い

ゼネセグインのメットオペラ音楽監督就任が決まった。カナダの全国紙が、カナダ人指揮者がメットオペラの音楽監督に就任する!っと一面で報道した

偶然彼を地元交響楽団のゲスト指揮者として来たときにみて、素人目からも、なんだかすごくいい!っと感じたのが10年ほど前だろうか。小柄だけど、迫力満点。その後、プラハに行ったときも、彼がゲスト指揮者として演奏するという広告をみた。そして、メットでも数回指揮をしていて、ますます躍進しているなぁ~とずっと思っていた。

現在、フィラデルフィア交響楽団の音楽監督に就任していて、彼が来てから、今まで同交響楽団が演奏したことのない曲目を定期演奏会に必ず入れるなどして、かなり観客動員数を増やしたそうだ。

ただ、メットオペラでは、総監督のピーターグレブが彼の上にいるので、どこまでゼネセグインの革新的なアイディアを取り入れることができるか、というのが批評家たちの話題だ。

鷹が教会の塔にとまる