Sunday, April 26, 2015

お金持ち気分にひたる?

気温が12度まで上がる。晴れ

先月、同僚がクルーズ旅行から戻ってきた。ティーンエイジャーの子供二人といっしょ。大型クルーズシップで借りた部屋はなんと執事つきとのこと。子供たちが、ねぇ、クッキーが食べたいんだけど、もってきて~とか、何とかの映画をみたいからDVDもってきて~とかやるらしい。クルーズ敷地内も、この一画のこのプールは、プレミアムを払っているお客さんのみ、と、まるで、地上での現実と同じく区画に線がひかれるらしい。

もう一人は夫婦でメキシコのリゾートへ一週間過ごす。執事のみならず、おかかえ運転手、おかかえクック付とのこと。

1週間、お金持ち気分を味わい、帰国しては、現実に戻るというパターン。

ふ~ん、、って感じ。

今日、少し遠出して、ハイキング。林の中の散策道を歩くと、鹿がでてきた。気温が少し上がり、カヌーを楽しむ人達も。今シーズンはじめて、ヒヤシンスが開花しているのをみる。やっと、春がやってきたという感じ。


車からカヌーをおろす

Tuesday, April 21, 2015

くさまやよいを知る

やっと気温が20度を超えた土曜日。今日は風が強く最高気温は11度。

最近、歴史のある古い建築物を保存しようという地元グループのボランティア活動を始めた。そうしたことから、色々なお知らせメールが入るようになり、建築関連の講演会に足を運ぶようになった。

話題は持続可能な建築物。建築家のための建築デザインではなく、住む人の要望にかなった建築物であるべき、等々。昔々、持続可能な開発というテーマが途上国開発のテーマとして取りあげられ、すっかり定着したけれど、建築業界でもそういうことをいっているんだと知り、なるほど、、とうなずく。

Aaron Betsky

持続可能な建築物がテーマ。世界各地で毎日のように講演をしているということで、スライドの内容も発表もプロのプロ。建築学部が地元にあるおかげで、こうした一流の講演会が、この労働者の街で、聞くことができるというのが、本当にウレシイ。

Douglas Cardinal

ダグラスカーディナルはドイツ人の母親と先住民族の父親を持つカナダ人の建築家。トルドーが首相の頃、歴史博物館の建築デザインに携わる。有機的な建築物というテーマで、フランクロイド的なデザインに木を素材とする建築物。カナダ中部平原での先住民のコミュニティセンターや市民ホールなどをデザインする。かなり先駆的な建築家で50年代に3Dの建築デザインがほしいということで、テキサス大学で、コンピューター開発も手がけたよう。当時に比べると、最近のコンピューターは夢のようだという。父親からは自分の知識はこぶしほどのものしかない、世界はそれほど、自分はしらないことだらけだと。また図書館にあるものは過去のもの、新しいものはその外にある、その未知の物を見つけるのが人生の醍醐味という感じ。

2月に Marc FornesがNYCから講演に来る予定がNYCの大雪で5月に延期になった。かれのサイトから、草間弥生というすごい日本人女性を知る。オノヨーコより少し年上か。30数年精神病院に入院していたというくらいすごい。現在85歳、ルイヴィドンがくさまやよいコレクションを作る。ルイヴィドン博物館のデザインにもMarcと一緒に手がけている。彼女の狂気さがたまりません。。

http://www.yayoi-kusama.jp/e/information/

メスのカーディナルはエレガント

サテライトモーテルのロケットがもどった

エリー湖、流氷というのかなぁ。気温があがり砂浜には蒸気がたつ