Sunday, January 29, 2012

チェコのヴェジタリアン事情

ヴェジタリアンにとってヨーロッパの旅は結構大変でプラハはヴェジタリアンの新参者。ヴェジタリアンメニューというとトマトとチーズのサンドイッチか、街中どこにでもあるイタリアンレストランでのピザ。ガイドブックに出ていたヴェジタリアンレストランはヴェジタリアン嗜好の20代そこそこの若者ばかりでちょっとした人気の場所。何故だかヨガ教室の雰囲気あり。。

友人によると、フランスではほぼヴェジタリアアンで過ごすのは不可能らしい。乳製品も食べないベガンとなると、市場でピーマンをかじるしかないかも。

ま、自分は菜食主義ではないので問題ナ~シ。アップルのステーィブジョブズは一時期果物しか食べなかったらしいけどね。

Gがドイツでポーチドエッグを陶製の容器で出されてこれはいいと感激。中型だと卵のほか、チーズや野菜が一緒に料理される。ということで、カナダで探すと最近は全てシリコンものばかりで、こうした陶製のものはアンチックショップ(つまり中古やである)だとあると思うという店員さんの返事。

やっとみつけた陶製のもの。ピーターラビットは卵が2個入る。

プラハ、ベルリンの旅-出逢った人達

気温4度の大晦日
プラハーベルリン間の移動は列車。ベルリン行きの列車はハンガリーのブタペスト発。列車は映画でみる片側が通路で扉があって片側に3人ほど向かい合わせになるいわゆるコンパートタイプ。
1.ブタペストから乗ったという熟年婦人。英語は片言だけど、麻酔医でドレスデンでの学会出席のための移動とのこと。質素ないでたちで自前のサンドイッチを食べる。
2.ドレスデンから乗り込んできたヘラルドトリビューンを読む女性。よくわからない東欧系の言語を携帯電話で常時話している。

ローカル線
3.プラハからクンタホラへのローカル列車。60代と思われる女性が、乗り換えホームを指差しとチェコ語で教えてくれた。サマードレスを着ていて、列車の中では、レース編みのパターンの本を見ていた。結構厳しい表情をしている。
4.クンタホラからプラハへの列車。第二次世界大戦のとき、何してたんだ、、と思わせる強面のおじさん。列車内に傘を忘れて、後ろから追いかけてきてかさを届けてくれた。その時はニコニコ。

ベルリン発列車
ドレスデンで降りる観光客やビジネス関係者。プラハに向かう観光客、そして、国に帰ると思われる労働者。
5.隣に座ったのは、ハンガリーのブタペストに多分一時帰国すると思われるドイツでの労働者。質素ないでたちでスポーツバックの中はこれからの約20時間の列車の旅に必要な数のサンドイッチと魔法瓶。4時間おきくらいに2つずつ食べていた。暴飲暴食という文化は彼の様子からは全く見うけられない。プラハからさらに12時間の旅。それまでに10個くらい袋にならべてあった小さなサンドイッチがなくなるんだろうなぁ。

ベルリンの信号「進め」。東ドイツのデザインで統合後全て撤去のはずが人気のため一部未だそのまま使われている。お土産やさんはこのキャラクターでいっぱい。かわいいのだ

これは「止まれ」。「止まれ」は、「進め」ほど可愛くないのでキャラクターには使われず

PINAーピナバウシュ3D 映画をみる

気温1度。強風、雪
2009年に68歳で亡くなったドイツの舞踊家ピナバウシュ(Pina Bauche)のドキュメンタリー3D映画をみた。癌と診断された5日後に亡くなるという突然の死だったらしい。
映画は、彼女の精神を受け継いだダンサー達による追悼ドキュメンタリーで、監督はドイツの映画監督ヴィムヴェンダース。80年代に彼の白黒の映画Wings of Desire を見たのを覚えている。撮影場所はステージ、ピナの生まれ育ったドイツ北西部の市内、そして丘の上と様々。とても感動した。日本での公開はこの2月。

http://pina.gaga.ne.jp/