Friday, February 17, 2012

"Way to Paradise", Mario Vargas Llossa を読む

晴れ、気温5度。2月の天気とは信じられない。積雪ゼロ

ペルー人作家で、2010年にノーベル文学賞を受賞。1990年はペルーの大統領選に臨み落選、という経歴。
タヒチの女性の絵で有名なポールゴーギャンの話。ゴーギャンのおばあさんは、労賃金で搾取されている労働者を守るため、ペルーやフランスで労働組合の組織作りに行脚した女性だったらしい。
ゴーギャンは一時、ゴッホとも共同生活を営むけれど、ゴッホのあまりのお坊ちゃんずらに辟易した様子が描かれている。一緒にお金を出し合って生活するはずが、ゴッホは売春宿に入りびたりだったらしい。

ラテンアメリカ作家の文章って結構格式高い。ガルシアマルケスのものはもっと難関で、読み続けるのはかなり努力が必要だった。。

Friday, February 10, 2012

アンドレシフのゴールドベルク変奏曲

2月9日晴れ気温6度。2月10日、この週末は2月はじめての2~5cmの積雪の予報。気温も最低マイナス13度、最高もマイナス2度の予報で、とりあえず冬っぽい天気になるらしい。

私の誕生日と友人夫婦のご主人の誕生日が近いので一緒にランチをとろうということになり、忙しい中、2月9日木曜日1日だけ年休をとった。

午前中、陽がさんさんと部屋にはいり、家で仕事。。そこで、アンドレシフのゴールドベルクをBGMに選んだ。もっぱらグレングールドの後期の演奏ばかり好んで聞いていたので、それと比べると、シフの演奏はテンポが速い。なんだか、軽いな、、というのが第一印象だったけれど、聞いていくと、それはそれでなかなかいいのだ。当然のことながら、演奏のタイプがずいぶんと違うけれど、技術的にもシフのほうが上かな~って。ゴールドは、うなりながら弾いているからなぁ~。

陽のさす部屋で音楽を聴きながら仕事をすると、仕事もはかどるというもの。せっかくの年休に、家に仕事をもちこむなんて、ちょっとさえないけれど。まぁ、いい日だった。
ランチはボリウッドカフェというインド料理屋で。