Monday, January 23, 2017

"Reading Lolita in Teheran", Azar Nafisiを読む

またまた暖冬。連日濃霧に包まれる毎日。

翻訳は「テヘランでロリータを読む」、アザールナフィーシィ。ずっと、気になっていた本。住んでいるコンドの本棚で見つけ、やっと読むことになる。

イスラム革命後のイラン。禁じられた西洋文学を密かに女子学生を自宅に集めて読む。イスラム革命後の社会状況を描き、その状況下で生きる女子学生をジェーンオースティン、ナボコフ、サールバロー等を読みながら描いていく。思い出したのはやはりパルセポリス。漫画の一コマがそのまま文章で表現されていた。パルセポリスの作者はアーザルナフィーシィよりも20歳ほど若いけれど、同時代に生きている。

対象となった小説をすべて読んだわけではないので、ナボコフを読もうと思っている。

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