Monday, November 24, 2008

メットオペラ;ドクターアトミック

11月8日の上映。地元の映画館は相変わらず観客数20人強。このままだと、来シーズンの上映は難しいかも、、と気をもむところ。

オペラのタイトルドクターアトミックは、原爆開発のマンハッタンプロジェクトの責任者であり科学者でもあるロバートオッペンハイマー(J. Robert Oppenheimer)を指す。このコンテンポラリーオペラは、1945年のニューメキシコでの原爆実験までのオッペンハイマーの苦悩とその政治的背景をつづる。

宣伝予告で観た時は、通常のオペラの愛と憎しみと狂気(?)なるもは見られず、今一乗り気のオペラではなかったのだけど、以外や以外、これがなかなかよかったのよね。なんでも、彼らの歌う歌詞は、あるものは残された記録文書のものにメロディをつけるというかなりユニークなものだったらしい。定番オペラではなく、こうしたコンテンポラリーなものに取り組むところはさすがだなぁと思う。

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