「ふくわらい」、「サラバ!」、「トムソーヤーの冒険」、そして「冬虫夏草」を読む。
やっぱり梨木香歩はいいな~。語彙が豊かで文章がきれい。読んでいると、自分の無知からか、いったいどこまでが本当に存在する話なんだろう、、と。物語にすいこまれて、滝の名前や植物の名前を検索してみた。そうしたら、みな存在するもの。鈴鹿山中の滝のあたりは、ちょっとした秘境となっているよう。今度行ってみたい!
「ふくわらい」のレスラーの話は、2008年のミッキーローク主演の映画「レスラー」に似ていたな。全ての登場人物がとても自意識過剰という印象。それが故に余計に人生を模索しているって感じがしたけど。。。そんなもんかな?話と文章は、ちょっとグロテスクで暴力的で、疲れた。。。ホテルニューハンプシャーの影響を受けているのは確かね。。エジプト時代の話が一番読んでいて心休まるところ。
「トムソーヤーの冒険」は、単語に苦戦し、辞書で調べながら読破。なんたってトムとハックの冒険による事件の成り行きが傑で、読んでいてわくわく。話の筋は子供向けかもしれないけれど、その時代背景が読み取れとっても興味深い。これはどういうこと?っと毎日のように質問する。
ということで、次は「ロビンソンクルーソー」と大岡昇平(なんて組み合わせ!)
図書館から借りてきたロビンソンクルーソーはフランクリンライブラリー出版の名作100選というハードカバーの本。イラストもオリジナルの木版をベースにしたものとある。
1719年初版の表紙の再生。ちょっとした話の概要がかかれている |
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