Sunday, April 06, 2008

HDメットオペラ:ラボエームを観る

晴れ、気温14度。雪解けが進み川の水位がぐっと上がる。月曜日と火曜日は最高気温17度の予報

映画「ムーンストラック」でのNYメットのオペラシーンがこのプッチーニのラボエームで、パン職人のローニーの部屋でレコードから流れる音楽もラボエームである(ポスターも貼ってある)。聞き覚えのあるメロディが次々と流れ、感情の盛り上がりを情熱的に表現する感動のオペラだった。メットでも上演回数の多いオペラの一つと説明された。圧倒される舞台装置とキャストの人数の多さにもびっくり。オペラを見て泣くなんて思いもよらなかったけれど、目が若干潤ったカナ。

今回、映画館に行くと、いつもの4倍くらいの観客で、劇場が半分くらいうまっていてびっくり。いつもの席よりも3列ほど前の席に陣取り、若干、近すぎるくらいの距離での鑑賞となった。トロント市内の映画館では通常2つのスクリーンを使って放映のところ、急遽3スクリーンにし、すぐさまチケットが売り切れたと聞いた。やはり、ラボエームということで観客動員数がぐっと増えたようだ。

今シーズンのメットオペラもあと一回を残すのみ。去年セビリアの理髪師で登場した若きペルー人のテナーの登場である。予告でチラリと彼の声を聞くと、やはり輝きが全然違う。う~ん、楽しみ。

次のシーズンは放映回数を8回から10回に増やすそうだ。

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