Tuesday, July 15, 2008

アンディウォーホール博物館、ピッツバーグ、7月1日

アンディウォーホールがピッツバーグの出身とは以外や以外。ということで、鉄の街ピッツバーグにあるアンディウォーホール博物館を訪ねた。2年ほど前、トロントのアートギャラリーでアンディウォーホール展がありかなり興味深く鑑賞したのを覚えている。彼もやはり天才である。http://www.warhol.org/default.asp

ところが、この博物館の展示物内容は若干期待に反するものだった。ピッツバーグにある博物館ということで、見学者の数はニューヨークや他の都市でのそれと比べて激しく劣るのであろう。ということで、彼の作品は、世界各地の展示会場に持ち出されている、また、他のギャラリーでの常設展として展示され地元の博物館には保存されていないものが多いと思われた。

印象に残ったものは、各階に監視員としていた若いアーティストと思われるかっこいいお兄ちゃんたち。アンディウォーホールはピッツバーグにある芸術学校を出ている。おそらくそこの学生達なのであろう。見学者に構わず椅子に座ってスケッチしたり粘土をクネクネ練っていた。

ピッツバーブに行く朝、道に迷い、行ったり来たりしていたところ、再びおまわりさんに止められる。アメリカ映画の一場面みたいに、後ろからマイクロフォンで路肩に止めなさい!、車から出ようとすると、車の中に待機しなさい!と注意された(コワイ)。おとといに続いて2つ目のスピード違反!時速60kmくらいのところを85キロくらいで走っていたとのこと。実ははっきりと制限速度を意識していたのだけど、なんせ起伏があり、注意しないと下りではついスピードがでてしまう。万事休す!と思ったところ、カナダからの一人旅、道に迷ってぐるぐるしている、ピッツバーグのアンディウォーホール博物館に行こうとしていると説明したところ、親切にも行き方を説明してくれ、気をつけるようにといって釈放してくれた。これが幸運といわずしてなんであろう。。

ピッツバーグの町はほんの一角しか覗かなかったけれど、一時の繁栄はすっかり影をひそめているという印象を受けた。

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