Tuesday, July 15, 2008

再びフランクロイドライト、ペンシルバニア州へ、6月29,30日、7月1日、その1

シカゴですっかりフランクロイドライトの住宅に魅せられ、シカゴへ行くのに比べると距離的に100km程近いペンシルバニア州にあるFallingwaterハウスを見に行った。ピッツバーグを南に1時間程、山を越え、森と渓流が見事に住宅の一部となって調和した住宅が現れる。1934年に建設がはじまり、1936年から63年の間ピッツバーグのデパート経営者大富豪の別荘地として使われた。http://www.paconserve.org/index-fw1.asp
参加したのは通常1時間の一般見学コースではなく、2時間のじっくり鑑賞コース。一人の老人は、全く驚くねぇといった言葉を何度も繰り返す。70歳を超えていると思われる老夫婦はいたるところにあるフランクロイドの建築物を訪ねる旅をしているとのこと。もう一カップルは建築家と思われる夫婦だった。

ニューヨーク州を通りペンシルバニア州への運転。なんとも美しい景観で気を許して運転していたところ、ニューヨーク州でスピード違反をくらってしまった。おまわりさんがぴったりと後ろにしばらくくっついても、まさか自分とは思わず。ついに車が横にならび、路肩に止めなさいの指示。制限速度時速約110kmのところを132kmで走ってしまう。オンタリオ州の運転に比べて、かなりのろいのでついつい抜かして運転してしまった。

途中、何度か激しい雷雨にも遭遇。またピッツバーグの南で戦車を作る工場を道路からみた。組み立てたトラクターを外に並べている光景と何ら変わらぬといった形で、戦車があからさまに敷地内に並べられていた。こうしたところにアメリカの悲しいメンタリティを感じる。

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