Sunday, August 05, 2007

ポーランド人ジヴィの人生観

8月5日。30度。連日32度を超える。水曜日は36度。木曜日の夜中雷雨。

ポーランド人の友人ジビィは、高校をでてドイツのタイヤ工場で働きドイツ語を覚える。その後、リビアでタイヤ技術指導員として働き、アラビア語もマスターする。そして、リビアの寂寞とした土地で、おいしい野菜を食べるがために家庭菜園感慨農業を実施し、名物男としての名をあげたらしい。そして、ここカナダでも同じである。昼間は自前のオンボロトラックで運送業。小川の流れる広い敷地にある自宅に帰ると、日が暮れるまで、家庭菜園の手入れと、馬、あひる、うさぎ、にわとり、はとの世話に時間を費やす(プラス猫7匹、そして犬のディンゴが走り回る)。

ジビィの家族といると、彼(彼ら?)の明確な人生観を知る事が出来る。つまり、人間の営みとは何かという質問に、ジビィは的確に答えることが出来るのである。ジビィのいう人間の営みとは、次世代を担う子供を産み育て、自分の食は自分で汗を流して確保する、汗を流して得たところに喜びがあるというもの。この人達の食卓に大量生産コスト削減のために生産された食べ物は見られないし、遠く何万キロも離れたところから収穫(生産)された食材は並ばない。全てローカル産(自前)のものである。本来の食べ物の味を知っている彼らに見せかけの食材は通用しない。。本当の贅沢とはこうした生活にあるのではないかと感じる

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