Sunday, August 19, 2007

"Liar's Poker", Michael Lewis, を読む

生後3週間の子猫2匹、生後6ヶ月のクロネコ2匹、トラ猫2匹の里親を友人が探しています。

マイケルルイスは証券会社全盛時代のソロモンブラザーズに新入社員の120人の一人として入社。ウォールストリートのナンバーワンが崩壊していく姿を内側からユニークに描く。新入社員研修というものが何週間にもわたって行われる。1列目はハーバードビジネススクール出身、そして、その他のアイビーリーグ出身者、一番後ろはその他モロモロ大学出身者で講師たるトレーダーをからかう不真面目者。さて、日本人はどこに座るかというと、一番前に5人全員陣取る。そして、ひたすら寝ているそうだ。ソロモンブラザーズは東京での拠点強化を図っていた頃なので、まぁ、日本人研修生はお客さま。または、英語がわからないから寝ているのか、日本人特有の寝ているようで実は聞いているという姿勢なのか、話題になっている。不真面目な最後列のやつらは日本人リーダー格のヨシという人物が何分で眠りこけるかかけたりしている。

会社の崩壊はコーポレートカルチャーの崩壊でもある。ソロモンブラザースが、以外や以外、義理と人情から始まったのには驚き。そして、その後は派閥としてあれよあれよと崩れていく。稼ぎのいいトレーダーはみな巨大で、目をそむけたくなるくらいひたすら食べているそうだ。。。

ビジネス関係の本を読むのはヒジョーに珍しい。

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