Wednesday, January 23, 2008

メトロポリタンオペラ;ヴェルディのマクべス

1月23日。昨日は予報以上の積雪で衝突事故が各地で相次いだ。ガソリンはリットル当たり1ドルを久しぶりに下回る

1月12日の土曜日はメトロポリタンオペラの日だった。やはり圧倒された。歌い手も世界各国からのよりすぐりの歌い手で、さすがメトロポリタンオペラ!。ロミオとジュリエットはフランスオペラでフランス人のテナーとロシア人ソプラノ。2回目のヘンデルとグレーテルはエンゲルベルトフンパーディングのもので、英語オペラ。主役は英国人だったと思う。北米人ではない英語だった。今回のマクべスはイタリア人。舞台裏でのインタビューでは、みなそれぞれのお国訛りの英語で話し、結構シドロモドロだったりもする。

昔は、歌を歌いながら感情を表現しお芝居するなんて理解し難いと思っていたけれど、のめり込んでしまうものですねぇ。テクノロジーに頼るのではなく、本来の人間の備えている能力を最大限に舞台で生で発揮する、ということに感動するのかもしれない。ジュリアロバーツとリチャードギア主演の映画プリティウーマンで、ジュリア扮するヴィヴィアンが初めてオペラを見に行く場面がある。ヴィヴィアンがイタリア語なんて知らないのにどうやってオペラなんて理解するのよ、とリチャード扮するエドワードにつっかかる。その時、エドワードが、オペラって、とてもパワフルで言葉に関係なく人に感動を与えるものなんだ、と答える。正しくそのとおり!!

舞台裏もみせるこのライブは、自分もそうした裏方の一人となってこの大型企画に参画してみたいなんて気にもさせる。考えてみれば、自分が今拘っている仕事は、まぁ大型プロジェクトで、その裏方となって日々励んでいるわけだけど、残念ながら感動することはほとんどない状況である。。

No comments: