Saturday, March 22, 2008

メットオペラ:トリスタンとイゾルデ

晴れ、

今日はこれから待望のオペラ。ワーグナーのトリスタンとイゾルデと聞いただけでゾクゾクする。なんと、時間を確認したらいつもは1時半開始なのに今日は12時半開始で延々6時間弱という長編だということに気づいた(よかった、時間を確認して。。。)

前回のピーターグライムは、漁村を背景とした華やかさの全くないオペラだった。かなりテナーの力量もためされるものだったらしいけれど、ニューヨーカーマガジンの批評によると、メットでは20年ぶりくらいの上演で、今回のオープニングにあたっても空席が目立ったらしい。

今日のトリスタンとイゾルデも、ちょっとハプニング続きらしい。カナダ人テナーベンハップナーがウィルスにやられて、オープニングを含む最初の4公演で歌えず、彼の代理はかなりの酷評を得たとのこと。他にも、舞台装置からテナーがすべって、異例の途中休憩となり、テナーの無事を確認してからの再開。メットデビューのソプラノ歌手は緊張のためか(?)、ニ幕目で不調を訴えて代理(メットデビューをはたす)をたてるという有様だったらしい。ということで、先週の金曜日は3人目のテナーと代理のソプラノでの公演だったよう。今日の公演はトリスタン役では初めてメットで歌うというロバートディーンスミス。どうなる事か、ワクワク

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