Tuesday, February 23, 2016

ピアノの先生を探す

土曜日の雨ですっかり雪がとける

ピアノのレッスンを始めた。

この地域で教える先生ということで検索すると、それはそれはピンキリ。最初に会いに行った若い先生は大人シニア対象のピアノ教師とのこと。教室は彼の両親の自宅の地下をスタジオとして使っている。ピアノはハープシコードかと思うような音のアップライトピアノ。次回までの練習項目をノートに書いてくれるという感じの良い先生だったけれど、ちょっと遠いので一度会って断った。

次に尋ねたのは、地元の音楽教室。ピアノのみならず、ギターやドラムとなんでもこいの音楽教室で、子供音楽教室の感があり、どちらかというと音楽教室の経営に力を注ぐのに精一杯という感じ(経営は大変そうにみえた。。)

そして、出会ったのがオーウェン先生。音楽教室のある建物と同じ階に彼のスタジオがある。実は、廊下で音楽教室が開くのを待っていて、うろうろしたら彼のスタジオに行き着いた次第。スタジオに入ると、まず小さな待合室があり、2つ椅子と、コートかけ、そして、靴置き場。ピアノは1920年のヘーゼルナッツ色のベイビーグランドピアノ。

こうしてみると、子供の頃通っていた先生のお宅が何て素晴らしい環境だったのかということに始めて気が付いた。ピアノはヤマハのグランドピアノだったし、お部屋には珍しいペチカがあり、ソファの横にはサザエさん、意地悪ばあさんが本棚にぎっしり。時々、孫悟空のコミックの登場人物の顔を描いたクッキーがあったのも覚えている。ピアノ教室の環境はこうしたものだと思い込んでいたので、その雲泥の違いに落胆と驚き。。。

友人の子供がヤマハ音楽教室で習っているという。ソルフェージュで教えるのでドレミでできると喜んでいた。まだ、初級ということもあるけれど、家でも教室でもピアノではなくキーボードで習っているという。ピアノを買った方がいいですか、と聞くと、まだ、いいわよ~という返事とのこと。日本だと、ピアノが先にありきだけど、こちらはキーボードで習うのでもピアノ教室とよぶことに問題ないみたいね。

No comments: