Monday, April 11, 2016

コンドの駐車場

Gの次女Kが4月初めの週末滞在した。

わがコンドは1ベッドルームということで地下駐車場スペースは1つしかない。約120世帯収容のコンドで2つ駐車場のある世帯は20~30のようで、頻繁に駐車場求むのメモが掲示板に張られる。
我々も駐車場スペースを一つ借りている。ところが、その大家さんのジョーンが亡くなり、彼女のユニットが3月から売りに出されている。ということで、売れたら、我々は駐車場が一つしかなくなるという状況に。

ただ、私たちには他の選択肢もあって、退職した私はしいて車はいらないという選択。私としても、バスと歩きで用事を済ませることが可能だと思っている。ガス代、メンテ、保険料等考えると年間数千ドルの節約にもなるし。必要であれば、Gを会社まで送って行って,その間用事を済ませ帰りに迎えに行くという手もある。とにかく、車はあれば便利、でも、なくてもどうにかなるということ。多少の不便はあっても、退職したことによって、そのペースに自分の生活を合わせることが可能な状況になったともいえる。マルチタスクからシングルタスクへということかな。図書館まで歩いたら片道45分、往復1時間半。バスを利用するという手もあるしね。

とは、いいつつ、管理人のおじさんに誰か心当たりはないかと聞いていた。4月になり、冬の間フロリダに滞在していたポルトガル人のサントスがこんがり灼けて帰国。彼は2つ車を持っていて(一台はコルベット)、去年そのコルベットを手放した後、誰もそこに駐車していないのを知っていた。早速聞いてみたところ、彼もそこをヘレンから借りていたとのこと。そして、ヘレンが亡くなり(コンドの住人は高齢のため毎年誰か彼か亡くなる)、ヘレンの息子が部屋を管理しているようだけど、駐車場のことまで気が付いていないに違いないとのこと。そうしたら、サントスが、「マリアがいるよ。僕に任せろ」って。すると、その日のうちにマリアの駐車場を借りることに決定した。70代前半のポルトガル人のマリアは、ちょっとした事故を3度ほど起こしたため保険料が飛び上がり、車を手放すことにしたとのこと。

このコンドの世帯数に対して駐車場の数が適切かという議論が時たまでてくるけれど、ある意味絶妙のバランスを保っているともいえる。

ということで、Gのポンコツ車が廃車にならない限り、あと2年Gが退職するまでは、引き続きお互い車をもつことに。ホッとしたと同時に、車無し生活へのチャレンジをくじかれたような気もしないでもないかな。



少し寒い自然保護地の散歩。ハクチョウのもとに、さぎが飛んできたけれど、カメラをむけたらさぎはとんでいっちゃった






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