Wednesday, October 19, 2016

犬も歩けば棒に当たる?

気温23度。晴れ。
昨日のピアノの帰り、信号を待っていたとき、小高い森の方に目を向けた。すると、この辺りの紅葉がピークを終えようとしている。この週末は最高気温8度、最低気温1度との予報。

犬も歩けば棒に当たる、って表現で正しいかな、と、国語辞典で調べたら、「でしゃばると、わざわいにあう。転じては、逆に、出歩くと、思わぬしあわせにあう」。

地元のアート作品展に2点提出したところ、なんと、両方とも、予選通過!

他の友人二人は予選通過ならず。彼らの絵は、いつも上手いな~と、感心させられるにもかかわらず。。以下は、彼らに出そうよ、って言われたときの会話。

S: 作品展にだそうよ。<Sの作品は、構図がよくダイナミック>
H: そうね~、何だそうかしら。。<Hは,油絵をやっていたので、色使いがうまい>
私:  私、作品になるようなものないからな~。
S 、H、M一同:  ほら、あの魚があるじゃない。
私:魚???(しばらくどの作品かピンとこない.)  え~、アレ???あのふざけたやつ??

題材は、先生のところにあったちょっとひょっとこ顔の魚の形をしたポット。一つは側面から出来るだけ写実的に描いたもので、もう一つは上から見て平面的にマンガっぽく。後者の背景は、オレンジ色に白の水玉。二つ並べると、違ったアプローチのペアになるというグーゼン(宿題の数をこなすのにいきついた苦肉の策、それと、そのころ赤白の水玉模様のマグカップを買った)。

本人は、まったく、冗談みたいな絵と思ってたのに、先生も強硬に推すので、提出するに至った次第。提出日は先週の水曜日と木曜日、金曜日が予選選考で、金曜日に皆に連絡がいく。予選に通過しなかった作品は土曜日と月曜日の指定された時間に引き取りにいくというタイムライン。

金曜日の午後、Sから、「私ダメだったけど、皆、うまくいっているといいな」というメール。そして、Hが「同様。ダメだった。留守電に、指定された日に引き取りに来なさいってメッセージあり」って。私は、外出先から戻り、留守電にメッセージのあることに気づき、落選連絡だな、と思ったら、「おめでとうございます。両方の作品とも予選通過で展示されます。レセプションに是非来てください」ですって。信じられない(日本語で、アンビリーバブルといった方が適切な感じ)と言って、Gと大笑い。ホントに期待度は、限りなくゼロに近いくらいだったから。

おそらく、SやHの作品はいわゆる上手で甲乙つけがたく、私のはユニークというか(ほんとにふざけた作品なの)。つまり、へんてこりんなモノがアピールしたということ。先生の大きな本格的作品も予選通過したとの報告、そして、作品展は審査員の好みに大きく影響されるから、皆それぞれ素晴らしい作品よ、ってメールが届いた。まさしくそのとおり。

キャンバスは100円ショップで買った3枚で1ドル50セントのはがき大。額縁はウォールマートで4ドル。とりあえず作品に売値を付けて提出することになっていたのでそれぞれ40ドルとした(10ドルとかにしたら、小学生が提出したと思われるから40ドルくらいにしたら、というGのアドバイスに従う)。作品への保険金額はゼロ。参加費が20ドル。

作品のタイトルは、Fish pot 1, and Fish pot 2 という、なんの飾り気もないもの。ま、みんな、あれ、面白いよ、って言うんだから、もしかしたら、ホント面白いのかもしれない。

受賞者の発表は、今週の金曜日のレセプションのときに。1か月の間、展示会で飾られる。



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