Monday, May 28, 2007

What we talk about when we talk about love, Raymond Carver, を読む

5月26日、晴れ、25度。花キンは芝刈り。蝦に刺される。村上春樹がレイモンドカーヴァーの詩集等幾つか翻訳していて、読んでみようかという気になった。村上の翻訳では、「愛について語るとき我々の語ること」となっている。カーヴァーの詩集Where water comes together with other water「水と水とが出会うところ」に続いて読んだもので、短編集。村上春樹の短編になんとなく雰囲気が似ている。日常のたわいも無い情景の中で、なんとなく説明のつけようのないというか、つける必要の無い会話とか出来事が書かれている。74年に出版されたこの短編集は、コンテンポラリー文学の真髄なんて、新しい分野を切り開いた草分け的存在のように評されている。去年だったか、週刊誌ニューヨーカーで村上のスパゲティが題材となる短編の翻訳が掲載されていた。読んだ感想は、なんだかなぁ~というもの。カーヴァーの短編集もふーんって感じ。やはり、個人的には、もっとストリー性のあるものが好みかもしれない。たとえば、やはり村上も翻訳しているジョンアービングとかね。カーヴァーの詩集のほうは、これも散文的な詩集なんだけど、詩集を読むのって難しいって感じた次第。

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